2019年 // ICB講演会の開催実績

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第85回ICB講演会:「途上国を見る目をどう養うか?:基礎の基礎編」

<講師>

小寺 淸 氏

<講演要旨>

小寺さんは大蔵省(現財務省)でほぼ一貫して国際畑を歩み、世界銀行をはじめ三つの国際開発金融機関に在籍されました。特に、世界銀行においては中央アジア局長を務められた他、日本人として初めて世界銀行・IMF合同開発委員会の事務局長(兼世界銀行副官房長)に就任され、世界の財務・開発大臣が出席する会議での意見の取りまとめにあたる職にも就かれていました。通算15年に亘る海外勤務を終えられ、日本で国際協力機構(JICA)理事も務められ、現在は国際NGOに貢献するとともに英国の研究機関の客員研究員もされています。

小寺さん自身、ご自分の職業人生を振り返り、ジェネラリストではなく、ほぼ40年にわたり開発援助・開発金融の分野に特化し、国内外の様々な組織で仕事をすることが出来たのは極めて幸運であったと述べられています。

今回のICB講演会では、このような小寺さんから2部構成でお話を伺おうと企画しています。前半では、途上国への支援にあたって 「バイ」 と 「マルチ」 の立場はどう違うのか、我が国の援助には何が期待されているのか、どのようにそれに応えるべきか、国際会議の舞台裏ではどのようなやり取りが行われているのか、国際機関で昇進するにあたってはどのようなチャレンジがあって、どのようにそれを乗り越えてきたのか等々、ご自分の苦労談、失敗談を含め、実践的な体験談を語って頂きました。

また、後半においては、ご自分の体験を踏まえ、若い方がこれからのグローバル化された人生の舞台でキャリア形成をしていく際、何が必要なのかについて語って頂きました。特に、若い方に是非知っておいてもらいたいという 「途上国を見る目」 をどのように養うのかというテーマについて、基礎的なポイントを解説して頂きました。

第84回ICB講演会:「国際機関への就活:事例に学ぶキャリアパス」(転職、転居、専門性、家庭等、皆、どうしているのか?)」

<講師>
近藤 勝則 氏

<講演要旨>
ひと言に国際機関と言っても、国際連合のような国際平和と安全の維持を主目的とする幅広いものから、WHO、UNHCRやILOのような専門分野に特化しているもの、世界全体をカバーするものからある特定地域を対象とするものなど、いろいろあります。
そして、そこに就職する方法やキャリアパスも単一・画一ではありません。
今回の講演会では、現在バンコクに本部がある情報通信関係の国際機関に勤務している講師が自らの経験を語るとともに、さまざまな国際機関で働いている邦人職員や外務省・大使館に直接ヒアリングをした結果に基づき、国際機関での日常生活(職場・家庭)を具体的な事例の数々を通してご紹介いただきました。
国際機関で主流と言えるキャリアパスや、可能性としてあるキャリアパスとはどういうものなのか? 国際機関への就活の準備や心構えとして何が重要か? 必要な専門性はどのように磨くのか? 海外での職場生活や家庭生活はどうようなものになるのか?
これらの疑問に答える形で、国際機関で働くことを今後の可能性の一つとして考えている方々にとって役立つような情報をさまざまな視点から具体的に提供いただきました。

第83回ICB講演会:「ジェンダーについて考える」

<講師>
小木曽 麻里 氏

<講演要旨>
ここ数年、SDGsの盛り上がりと共によく耳にする 「ジェンダー」 と 「ダイバーシティ」 。
国際機関に勤務していた頃は何となく怖くて近づけない課題でしたが、笹川平和財団に入るときに何をやりたいかと聞かれ、これまで10年以上かかわってきた 「社会投資」 に加え 「ジェンダー」 と思わず答えていました。
その時は 「ジェンダー」 についての知識も経験もありませんでしたが、その後、リサーチチームに脳科学者にも入って頂き、さまざまなリサーチを踏まえ、現在では女性起業家への支援を含むジェンダー投資などを積極的に行っています。 これまで、無意識のバイアスやジェンダーの壁を厚くしてしまう日本の社会の在り方について考えてきましたが、ジェンダー平等を推進するために最も良い方法は 「男性にも働きやすい社会を作ること」 との結論に達しました。
それはどういうことか?そして、どうやったらそれを実現出来るのでしょうか? そのような点について、参加者の皆様と一緒に議論をいたしました。

第82回ICB講演会「之を楽しむ者に如かず」

<講師>
鷲見 周久 氏

<講演要旨>
OAP(IMFのアジア太平洋地域事務所(Regional Office for Asia and the Pacific))はIMFのアジア太平洋地域における窓口として、地域の経済・金融の動向や地域協力・地域統合の進展状況をモニターすることを主な任務としていますが、鷲見さんはその事務所長として国際会議などでアジア太平洋の各国を駆け回る仕事に就かれています。
鷲見さんの現在のお仕事の内容についてご興味のある方も多いと思いますが、そもそも、どのような経緯を経て、どのようなルートを辿って、今のお仕事に就かれたのかについてご興味のある方もおられると思います。今回の講演では主として後者のテーマについてお話頂きました。
鷲見さんはもともと我が国の国家公務員として、大蔵省(現在の財務省)に長く勤められ、税制改正や予算査定などの仕事をされてきました。しかし、今から振り返ると、入省後間もなくの米国への留学を経て、30代前半に大蔵省からIMF職員として派遣される経験も積まれ、ご自分の興味と関心が少しずつ変化したと感じておられます。
その結果、大蔵省(財務省)において様々な仕事を経験されただけでなく、総務省や金融庁での仕事も経験し、加えて、IMF及び在米日本大使館勤務を含め10年間にわたるワシントン勤務を経験するなど、多様な経験をされることになりました。
このようなご経歴を踏まえ、今回の講演では、(1)官庁という大きな組織の中で働くことのメリット・デメリット、(2)国際機関で働くことの面白さとチャレンジ、(3)アジアの中における日本の立ち位置、(4)これからグローバルな仕事をしようと考えておられる皆さんに期待すること等をお話しいただきました。

第81回ICB講演会「グローバル・ノマド的働き方のススメ」

<講師>
村上 博美 氏

<講演要旨>
村上さんはこれまで多彩なキャリアを歩まれて来られました。日本の大学を卒業後、日独の民間会社勤務を経て、米国・フランスへの留学、その後、米国でのシンクタンク勤務、大学での教員生活も経て、2015年に米国でNPOを立ち上げる、といった具合です。

今回の講演では、このようなキャリアパスを振り返って頂き、これまでどのような経験をされ、どのような判断と決断で自らの進むべき方向を選ばれてきたのかについての経験談をお聞かせ頂く予定です。ここから得られるものは何でしょうか?また、米国で設立したNPOの狙い、それに込められた思い、最近の活動、当面の課題等についても触れて頂きました。

これからグローバルな活躍を目指している方々、そのために何をどうしたら良いのか悩んでおられる方々、自分のキャリアパスをどのように決定したら良いのか迷っておられる方々等にとって、とても有益なヒントや示唆をいただきました。

なお、村上さんのインタビュー記事が昨年12月、Japan Times に掲載されているのでご参照ください。
https://www.japantimes.co.jp/opinion/2018/12/03/commentary/japan-commentary/womenomics-mend-gap/#.XBCKB3T0mF5

また、村上さんが立ち上げたNPO(Japan Institute of Social Innovation and Entrepreneurship 通称JSIE)については下記ウェブサイトをご参照ください。
https://www.jsie.net/

<講師略歴>
ワシントンDC経済戦略研究所(Economic Strategy Institute)上席研究員、米国戦略国際問題研究所(Center for Strategic International Studies)グローバルヘルスポリシーセンター非常勤フェロー、政策研究大学院大学客員研究員。
米国ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)や政策研究大学院大学でも教鞭をとった後、2015年にJapan Institute for Social Innovation and Entrepreneurship (JSIE)を創設。
米国際経営学修士、米国ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)国際関係論博士。上智大学理工学部卒業。

第80回ICB講演会「自分の意志で切り拓く」

<講師>
武田 洋子 氏

<講演要旨>
・本講演では、これまでのキャリアを振り返り、自分で得られたことや失敗談、転機と決断などについてお話いただきました。私自身、まだキャリアの途中であり、何かを成し遂げたわけでもありません。より身近な一社会人の経験談を通じて、皆様にとって何らかのヒントや共感できることをお伝えできたら幸いです。
・当日は3部構成でお話を頂戴いたしました。第一部は過去のキャリアについてです。これまでどのようなキャリア、仕事、経験をしてきたのかを3つのステージに分けて説明させていただきます。第二部は現在のエコノミストの仕事についてお話いたします。第三部では男女の参画とダイバーシティの意義について若干触れさせて頂き、最後に、皆さんにメッセージをお伝えいただきました。

<講師略歴>
ジョージタウン大学公共政策大学院修士課程修了。
1994年日本銀行へ入行。2009年に三菱総合研究所へ入所。政策・経済研究センター主任研究員(シニアエコノミスト)、政策・経済研究センター副センター長を経て、2017年10月より現職。
参議院予算委員会客員調査員(2011年)、社会保障審議会年金部会委員(2011年~)、国の債務管理の在り方に関する懇談会メンバー(2013年~)、GPIF運用委員会委員(2014年~2017年9月)、社会保障制度改革推進会議委員(2014年~)、財政制度等審議会委員(2015年~)、働き方改革実現会議議員(2016年~2017年)、産業構造審議会総会委員(2017年~)、労働政策審議会労働政策基本部会委員(2017年~)、総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会委員(2017年~)、産業構造審議会 2050経済社会構造部会委員
(2018年~)、働き方改革フォローアップ会合構成員(2018年~)等。

(主な著書・寄稿等)
「21世紀型新産業」(共著、東洋経済新報社、2010年)
「震災復興提言論文 東日本大震災の経済的影響」
(共著、三菱総合研究所所報、2012年)
「成長への道標」(日経ビジネスオンライン、2013年~2015年)
「POSTWAR JAPAN : Growth, Security, and Uncertainty Since 1945」
(共著、Center for Strategic & International Studies、2017年) 等。

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