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次回12月4日(火)の講演会には我が国の開発援助の第一者である 荒川博人さん にお越し頂きます。

荒川さんは1976年に当時の海外経済協力基金(OECF)に入社されて以来、行政改革の影響で組織名が国際協力銀行(JBIC)や国際協力機構(JICA)と変遷しましたが、2013年にJICA理事を退任されるまで40年近くにわたって一貫として我が国の開発援助の現場に立つとともにその政策つくりに参画されてきたプロ中のプロです。

今回のご講演では荒川さんのこれまでのキャリアを振り返りながら、①開発援助の現場で何を感じたか、②援助の理論的枠組みが現場での実践にどのようにつながっているのか、また逆に現場での識見・経験などが上流の理論的枠組みに影響を与えるのか、③世界銀行やIMFのような国際機関、各国の援助機関、大学等のアカデミアをはじめ民間企業等も混じった多様なプレーヤーが競争しながら協調する姿とはどういうものか、④援助に関する国際的な潮流とは何か、我が国はそれにどう貢献しているのか等の課題について触れて頂く予定です。

これまでの多様なご経験を踏まえて具体的な事例を示しつつ、これらの課題について荒川さんならではの丁寧な分かりやすいご説明を頂けると思います。将来的に開発援助の世界を職場として考えている方はもちろん、開発援助や国際協力の在り方及び我が国の立ち位置について具体的に考えたい方にとっては必見の貴重な講演会になると思います。奮って是非ご参加ください。

<講演会の概要>
〈日時〉 2018年12月4日(火)19:00~20:45
〈場所〉 東京都千代田区神田錦町3-21
     千代田プラットフォームスクウェア(http://yamori.jp/access)
〈参加費〉ICB会員1,000円、非会員2,000円。※学生は無料

<講演要旨>
・開発途上国の健全な開発は日本にとって死活的に重要であり、これに関わっている開発援助の現実をレビューする。 近年、この開発援助をとりまく環境やプレーヤーは多岐にわたっており、これらがお互いに影響しあっている。就中、近年は国際開発機関(世界銀行、IMF、アジア開発銀行、OECDなど)のみならず、民間企業、CSOsや各種財団、大学・研究機関(アカデミア)なども重要な役割を果たしている。
・この状況下で、開発援助を途上国への資源の移転という視点からのみで見るのではなく、具体的な開発援助の潮流やそのロジックなどがどのように議論され、最終的には政策リフォームや現実のプロジェクト実施ということに繋がるのかを見ていく。また、一連のこれらの背景として、理論的枠組みレベルでの国際場裏での競争から現場での地道なプロジェクト実践までが、どのようにつながっているのか、さらに上記の多様なプレーヤーがどのように協調という名のもとに、競争しながら具体的な開発援助を実施しているのかを筆者の実際の現場での経験をベースに議論する。 これらのレビューや議論から見えてくるものは如何?

<講師略歴>
1976年 海外経済協力基金(OECF)採用
1982年 同マニラ駐在員
1987年 同ニューデリー次席駐在員
1995年 同ワシントン首席駐在員
1999年 国際協力銀行(JBIC)開発第2部次長
2003年 同開発業務部長
2005年 同専任審議役
2007年 同開発金融研究所長
2008年 国際協力機構(JICA)上級審議役
2012年 同理事
2014年 住友商事顧問
2018年 同社退任

<主催>
国際人材創出支援センター(ICB)
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