第102回ICB講演会:滝澤三郎氏「日本人の国際的な活躍を妨げる三つの『カベ』」

ICB 講演会:滝澤 三郎 先生

 7月のICB講演会は、30年近くにわたり、国連諸機関に勤められた滝澤三郎先生を講師にお迎えして、ZOOMによるオンライン講演会として実施いたします。

 滝澤先生は、国連・難民高等弁務官事務所(UNHCR) 財務局長等を経て、2007~08年に同駐日代表を務められた後、2009~16年には東洋英和女学院大学教授も務められました。また、外務省のJPO(Junior Professional Officer) 試験の面接委員を10年ほど務められ、また、個人的にグローバル人材養成のコースを主宰される等の活動を通して、国際的な活躍を目指す方々を応援されてきた方でもあります。

 今回のご講演では、長年にわたる国際機関での豊富なご経験をふまえて、日本人が国際機関等で活躍する際に妨げとなる「カベ」とは何かについてご説明頂き、それを打ち破るために必要なコツについて、お話し頂きます。

 本講演は、国際機関へ就職を希望されている方はもちろん、グローバルな場での活躍を目指している方や外国人に交じって働く方々にとって大変有益なものとなると思われます。
皆様の積極的なご参加をお待ちいたします。

<講演会の概要>
〈日時〉   2021年7月1日(木) 19:30~21:00
〈配信方法〉 Zoomによるオンライン配信
  ※インターネットの接続環境とPC、タブレット、スマートフォン等の端末が必要です。
〈参加費〉  無料
〈申込期限〉 2021年6月29日(火) 21:00

<講師のお言葉>
 28年に及ぶ国連機関勤務の中で、昇進などキャリア形成に悩む邦人職員をたくさん見てきました。日本に帰国してからは外務省のJPO(Junior Professional Officer) 試験の面接委員を10年ほど務め、国際機関の求める学歴職歴を満たすため奮闘する優秀な若い人々に出会いました。

そこから言えることは、日本人が国際的に活躍するのを妨げるカベは
3つあるということです。
第1は、語学、特に英語の力です。
第2は、日本で主流である「メンバーシップ型雇用」から、国際機関における「ジョブ型雇用」への移行の難しさです。
第3は、「高文脈コミュニケーション文化」の日本で育っているため、国際機関の「低文脈コミュニケーション文化」になかなか適応できないことです。
この3つのカベは相互に強め合っています。

そのような中で、私は、日本人が国際的に活躍するのを応援したいという目的で、4年前から東洋英和麻布十番倶楽部というグローバル人材養成コースを開き、これまでに8回開催して150人程の修了生を出しています。
参加者はJPOなど国際機関を目指す若手が多いですが、最近は国際機関職員として活躍している人たち、または国際機関の中堅職員を目指す人も増えています。

今回の講演では、「最初の100日で成果を挙げる」「上司を管理する」「上手な自己主張」「レーダー・スクリーンに映る」「ユーモアは身を助ける」などのトピックをお話しいたします。これらは、日本でも増えつつある「ジョブ型雇用」のもとで、外国人社員と一緒に働く方々や、将来、海外勤務の可能性がある方々にもヒントになるかと思います。

<講師略歴>
1948年長野県生まれ。
埼玉大学教養学部、東京都立大学大学院を経て、法務省入省。
カリフォルニア大学バークレーでMBA修了、同時にアメリカ公認会計士(USCPA)試験合格。
1981年より 国連ジュネーブ本部勤務。
国連パレスチナ難民救済機関(UNRWA)、国連工業開発機関(UNIDO)財務部長、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR) 財務局長を経て2007年~08年同駐日代表。
2009年から16年まで東洋英和女学院大学教授。現在は同大学名誉教授。
専門は日本の難民政策。
2017年よりグローバル人材養成コース「東洋英和麻布十番倶楽部」を主宰。

最近の編著書として「国連式:世界で戦う仕事術」(集英社新書 2019年)、「世界の難民をたすける30の方法」(合同出版 2018年)、「難民を知るための基礎知識」(明石書店 2017年)などがある。
趣味は66歳で始めたマラソン。

<主催>
国際人材創出支援センター(ICB)

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