日米協会主催のNGRT(New Generation’s Round Table in Tokyo)への参加

担当:柏木副理事長

2025年7月31日、柏木副理事長は日米協会主催のNGRT(New Generation’s Round Table in Tokyo)にスピーカーとして招かれ、“What is your major: A Difference Between the United States and Japan”というテーマで英語によるディスカッションのリードオフを務めました。これは日米協会が40歳以下の日米ビジネスマンを対象に月一回のペースで毎回異なるテーマについて英語での自由な意見交換を目的とした会合です。毎回、30~40名が集まり、15分程度のリードオフ・スピーチの後、7~8名の小グループに分かれて議論を行い、リード・スピーカーが各テーブルを回って議論に参加するという形式で行われます。https://ajstokyo.org/program/#ngrt
今回、柏木副理事長は自らの経験を踏まえ、米国の大学では各自の興味と関心の変化に応じてそれぞれが学ぶ専攻分野を自由に変更できるのに対して、日本では多くの場合、大学入学時に専攻分野が決定され、その後の変更は不可能ではないもののハードルが高くされているのではないかとの問題提起を行いました。そして、このような違いが日本人の自由な発想を阻害し、柔軟に物事を考えがちな米国人との大きな違いとなっているのではないかとの疑問を投げかけたところ、参加者との間で活発な意見交換が展開されました。

 
 
慶應義塾大学の授業にパネル参加

担当:柏木副理事長、松下理事(事務局長)、津川監事、横手理事

2025年5月29日、ICBの役員4名は慶應義塾大学商学部の吉田友子教授が開講している”The Role of Culture in Communication”という授業にパネリストとして参加し、学生たちと意見交換する機会を得ました。この授業は3-4年生約25名を対象として、異文化がコミュニケーションを通してどのようにビジネスに影響するかを理論と実践を通して学ぶことを目的としており、大半は日本人学生ですが少数の外国人留学生も参加し、議論はすべて英語で行われています。今回は、これに加え、海外の大学への留学を予定している学生向けの別授業との合同という形をとり、約50名が参加しました。
当日、まずICB側の4名が順次登壇し、それぞれが自らのグローバル体験を踏まえた苦労談や経験談を英語で紹介し、その後、4名が四つに分かれた小グループを順番に回る形で全員と幅広い意見交換を行いました。若い学生たちの将来に対して参考となるような示唆やアドバイスを与えることに努めたところ、終了後、彼らから有益なセッションであり大いに参考になり、楽しめた、と感謝の言葉を頂戴しました。

 
国際会議講座の開催

ICBでは、2020年度より、国際的な会議への対処の仕方をお伝えする活動を始めました。構成は、国際会議入門講座(2020年度開催)と国際会議人材育成講座(2021年度開催)の2つです。なお、両講座とも、新型コロナウイルス感染症蔓延防止のため、ZOOMによるリモート形式で実施いたしました。

(1)国際会議入門講座(無料講座)
国際会議には、国連のような国際機関が主催する会議や国際的な学会など様々な種類がありますが、国際会議に特有な議論の進め方や英語の使い方があります。それらを事前に知り、慣れておくことは、会議への参加にあたり、とても役に立ちます。
この講座はこの点を理解いただくことを目的としました。
内容としては、国際会議で求められるルール、国際会議特有の英語の使い方や発言の仕方を具体的にお話ししました。
講師は、ICBの松平理事長と津川監事が務めました。
89名の方にご参加いただきました。
〈日時〉 2020 年12月2日、9日、16日(全3回)


(2)国際会議人材育成講座(有料講座)
国際会議入門講座が好評を得ましたので、その応用編として、少人数制による、模擬国際会議研修を行いました。
講師は、ICBの松平理事長、石田副理事長と津川監事が務めました。構成は、座学と実践研修の2部構成としました。
それぞれの内容は次の通りです。

① 国際会議に参加するための基本的なノウハウの習得(座学)
・ 国際会議には、国際会議ならではの特徴(会議で使用される語彙、言い回し方や議論の進め方)があるので、それらを把握する。
・国際会議へ臨む際は事前に対処方針を作成するが、作成上の注意点を学習する。
・ 国際機関での多国間交渉に加え、2二国間交渉も学習する。

② 模擬国際会議の開催(実践研修)
・模擬国際会議への参加を通じて、国際会議に参加するための基本的なノウハウを実体験する。
・決議作成のための提案文書の書き方を学習する。
・受講者が作成した提案文書のプレゼンテーションを行う。
・受講者同士で議論と合意形成をし、決議文を作成する。

〈日時〉 2021年10月~12月(全8回)

参加者からは、「実際の国際会合での交渉や決議がどのような形で進められていくのか、概観を掴むことができて、大変有益であった。」「国際会議の進め方について包括的に学ぶことができるユニークな機会であり、勉強になった。」などの評価をいただきました。

Hawaii Pacific University “Peace Studies” (Vince Okada先生)講義(オンライン)

担当:安部理事

安部由紀子理事が2021年3月30日に、Hawaii Pacific University のPeace Studies (Vince Okada先生)の講義にゲストとしてZOOM経由で登壇し、米国の学生達に『The UN activities – Peace and SDGs』をテーマに講義をいたしました。

講義では、以下のようなことを解説しました。

・国連の3つの活動(平和、人権、開発)と持続可能な開発目標(SDGs)の関係

・企業や大学なども含め、世界中でSDGsについて真剣に考えるようになった背景(地球の置かれた状況)

・ノルウェーの平和学者ヨハン・ガルトゥングが提唱する「積極的平和(Positive Peace)」(貧困、経済不平等、経済搾取、社会的抑圧など構造的暴力がない状態)とSDGsとの関係

・SDGsを巡る世界での動き

最後にSDGsを「自分ごと」として考えるためのワークショップを学生参加型で開催しました。

安部理事は、大学時代からSDGsが謳うような価値観(平和、地球環境、貧困撲滅、平等な社会づくりなど)を軸にキャリア構築し、国連勤務(2010年-2017年)時には、SDGsの前身であるMDGs (ミレニアム開発目標、2001年から2015年の国際目標)から、SDGsまで関わりました。

なお、安部理事はSDGsの大切さを多くの方に知っていただきたいと、大学のほか、中学・高校などの教育現場、企業、一般向けのイベント、教員研修会、社内研修会などでもSDGsについて講演を行っています。

 

東京女子大学の英語サークル「QGS」での講義(オンライン)

担当:津川監事

2020年9月7日から12月20日まで12回にわたり、 東京女子大学</span >(東京都杉並区)の英語サークル「QGS」でオンライン講義をいたしました。講義の内容は次の通りです。

・英語基礎力向上講座
</span >ー イギリス英語の説明
ー 文法の基礎固め

・国際会議入門講座
ー 国際電気通信連合(ITU)をモデルにして、 国際会議の説明
ー 会議でよく使う表現を使ったロールプレイング

・模擬国際会議
ー 提案文書の書き方
ー 提案文書のプレゼンの仕方
ー 議論のまとめ方

講義終了後のアンケートでは、実際の国際会議のやり方を習う機会はなかなかないので、今回の講義は非常に勉強になりました、という声が多く聞かれました。</span >

 

早稲田大学基幹理工学部「How to engage in international conferences」講義

担当:松平理事長

2020年11月、早稲田大学基幹理工学部の「情報通信と国際標準化」の授業において「How to engage in international conferences」の講義を致しました。
同講義は2012年より松平理事長が継続して講義を行っています。

 
嘉悦大学経済経営学部「グローバルキャリア」講義(オンライン)

担当:松平理事長、柏木理事

2020年7月6日、嘉悦大学経済経営学部の「国際経営」(担当:古山徹先生)の授業にオンライン登壇し、両講師はそれぞれの経験に基づいてグローバルキャリアの考え方について講義を致しました。
古山先生のご了解の下、柏木理事が当日使用した資料(「グローバルキャリアを目指す」)を掲載致します。

 
株式会社イーオン「グローバルビジネスに取り組む」講演

担当:松平理事長

2020年2月1日、株式会社イーオンによる「グローバル人材スキルアップ講座」において「グローバルビジネスに取り組む」の講演を致しました。
当日の概要はhttps://www.aeonet.co.jp/company/information/newsrelease/1911111130.html</a >をご覧ください。

 
一般財団法人日本ITU協会「国際交渉パフォーマティブ・セミナー」ファシリテーター

担当:松平理事長

2019年12月10日、一般財団法人日本ITU協会による「国際交渉パフォーマティブ・セミナー」においてファシリテーターを務めました。
当日の概要はhttps://www.seminar-biz.com/seminar/81779</a >をご覧ください。

 
東京信陵会「国際ビジネスで損をしない法―国際ビジネス経験からの蒸留―」講演

担当:松平理事長

2019年11月30日、東京信陵会(福島大学経済学部同窓会)による「同窓生と語る会」において「国際ビジネスで損をしない法―国際ビジネス経験からの蒸留―」と題して講演を致しました。

 
損保総研「グローバルな時代と日本経済」特別講演

担当:柏木理事

“2019年7月17日、損保総研が主催する損害保険会社の若手社員を対象とした研修である「本科講座」及び「ベーシック講座」の一環として「グローバルな時代と日本経済」と題し、グローバル化したこれからの時代において必要となる考え方について特別講演を致しました。
損保総研のご了解の下、当日使用した資料を掲載致します。”

 
KIP (Knowledge Investment Program)フォーラム「グローバルな時代に君たちはどう生きるか?~国際機関で働く意義は何か?~」講演

担当:柏木理事

“2018年1月11日、主として大学生が参加するKIPフォーラムにおいて「グローバルな時代に君たちはどう生きるか?~国際機関で働く意義は何か?~」と題する講演を行いました。
講演では、まずグローバル化の意味を解説し、グローバル化した時代における働き方がどうなるかを説明し、そのような時代を生き抜いていくために必要な考え方についてのアドバイスを与え、その後活発な意見交換が行われました。
当日使用した資料を掲載致します。 “

 
公益財団法人財務会計基準機構「国際会計人材ネットワーク」シンポジウム登壇

担当:柏木理事

“2017年7月10日、財務会計基準機構の国際会計人材ネットワーク登録者向けのシンポジウムにパネリストとして登壇致しました。 同シンポジウムは、国際的に活躍できる会計人材の育成を目指して開催されたものであり、国際的な組織や国際会議で活躍するために求められる資質・能力等について意見交換が行われました。
当日の様子はhttps://www.asb.or.jp/jp/other/network/2017-0710_01.html</a >をご参照ください。”

 
一般財団法人日本ITU協会「国際会議の実践」講演

担当:松平理事長

2016年10月、一般財団法人日本ITU協会が東海大学幹部職員に対して行った講演会において「国際会議の実践」と題して講演を致しました。

 
Y20サミット日本代表団に対するコーチング

担当:柏木理事

“2016年7月6日、当センターはY20サミットに参加する日本代表団に対するコーチング活動を行いました。これは、主要20か国の若者たちがG20首脳に向けての提言をまとめるY20サミットが7月27-29日に上海で開催されることとなっており、これに出席する予定の日本代表団5名に対して、柏木理事から、我が国として主張すべき点、守るべき点、注意すべき点、存在感を示すためのコツ等についての実践的な解説を行うとともに、会議場内、場外での人間関係の重要性についても有益なアドバイスが与えられました。
詳細は下記をご参照ください”

 
Y7 (Youth 7)サミット参加各国代表団に対するコーチング

担当:柏木理事

“2016年4月30日、先進7か国首脳が集い国際的な諸問題について討議するG7伊勢志摩サミットに先立ち、7か国の若者を東京に集めてG7首脳向けの提言を行うY7サミット会議の開会式に招かれ、各国代表団に対して自らの経験に基づくアドバイスを与える機会を頂きました。
詳細は下記をご参照ください。”

 
一般社団法人日本経営管理協会東京支部「企業活動と人材のグローバル化」講演

担当:松平理事長

“2016年3月26日、一般社団法人日本経営管理協会東京支部による「2016年春季講演会」において「企業活動と人材のグローバル化」と題して講演を致しました。 

 
日本大学国際関係学部学術講演会「グローバルな時代に生きる~多様性を知り自分を知る~」特別講義 

担当:柏木理事

“2015年12月16日、日本大学国際関係学部における学術講演会において「グローバルな時代に生きる~多様性を知り自分を知る~」と題する特別講義を行い、グローバル化とは何か、グローバル人材となるためには何が必要か、大学時代に学ぶべきことは何か等について話をしました。
当日使用した資料を掲載致します。”

 
G8 & G20 Youth Summits Japan に対するコーチング(第3回)

担当:柏木理事

“2014年6月16日、G8 & G20 Youth Summits Japanに対して3年連続、3回目のコーチング活動を行いました。
今回、日本代表団は会議への出発前、柏木理事を訪ねて会議に向けた作戦作り、存在感を示すコツ、我が国として主張すべき点、注意すべき点等について本番直前のコーチングを受けました。
詳細は下記をご参照ください。”

 
都立国際高校キャリアガイダンス「グローバルな活躍のすすめ」特別講義

担当:柏木理事

“2014年6月7日、都立国際高校におけるキャリアガイダンスにおいて「グローバルな活躍のすすめ」と題する特別講義を行い、将来進むべき道を模索中の高校生に対して参考となる考え方を説き、グローバルな活躍を目指すことを勧めました。 当日使用した資料を掲載致します。”

 
日本模擬国連「政策発表会」コーチング

担当:柏木理事

“当センターは、模擬国連活動に携わる大学生の全国組織である「日本模擬国連」と提携関係を築いており、2013年2月~6月にかけ同団体の事業である模擬国連会議全米大会日本代表団派遣事業に対する後援活動を行いました。
具体的に、代表団の渡米前である2月に開催された「政策発表会」に柏木理事が出席し、代表団がニューヨークで発表する予定の政策提言に対してコメントを述べ、本番直前のコーチングを行うとともに、代表団帰国後の6月に開催された「事業報告会」にも柏木理事が出席し、代表団の活動成果を目の当たりに聞く機会を得ました。
詳細は下記をご参照ください。”

 
G8 & G20 Youth Summits Japan に対するコーチング(第2回)

担当:柏木理事

“2013年6月14日、G8&G20 Youth Summit Japan に対して前年に引き続き第2回目となるコーチング活動を行いました。本年度のY20日本代表団は、会議に出発する前に柏木理事を訪ね、サミットに向けての作戦つくりや会議での存在感を示すコツ等について本番直前のコーチングを受けました。
詳細は下記をご参照ください。”

 
玉川学園高校コーチング

担当:松平理事長、柏木理事

“2012年10月31日、玉川学園において高校生向けに英語による特別講義を行い、グローバル世界に飛び立つための心構えを説きました。
柏木理事は、「Living in a Global Community」と題してこれからのグローバルな社会で生きていくにあたって必要な考え方について講義しました。”

 
G8 & G20 Youth Summits Japan コーチング(第1回)

担当:松平理事長、柏木顧問

“2012年4月19日、「国際会議に出席する若者に対するコーチング」を致しました。
当会はG8&G20 Youth Summits Japan という非営利学生有志団体との勉強会を開催し、年に一度開催されるG8首脳会議をモデルとして各国学生同士で開催されるYouth Summit に対して同団体から派遣される我が国代表団が会議で有効な発言をするための留意事項、会議で成功するためのコツ、日本代表としても存在感を示すコツなどについて分かり易い解説を行いました。
 詳細は下記をご参照ください。”

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