世界で活躍する人に勇気と力と教養を
ENCOURAGEMENT
EMPOWERMENT
ENRICHMENT
世界で活躍する人に勇気と
力と豊かな教養を届けます

情報通信技術の進展と活用により、政治、経済、産業、社会等々あらゆる分野におけるグローバル化が進んできました。文字通り世界は小さくなったのです。
特定非営利活動法人(NPO)国際人材創出支援センター(Centre for International Capacity Building)は世界を舞台に活躍しようとする皆さんの背中を押すために2010年に設立されました。運営に当たる役員、スタッフはすべてボランティアです。
産・官・学の様々な分野で国際的なキャリアを積んできた方々の得難い経験とノウハウを、皆さんが継承し活用できるようシェアします。ICBはそのための場を提供します。講演会や研修会、懇親会などを通じて、新たな発見と人脈の構築をお手伝いします。
グローバルな志を持つ皆さんの参加をお待ちしております!
参加者募集中のイベントです

9月の講演会は、9月1日(火)に旧大蔵省および金融庁で長年金融行政を担当するとともに、OECD(経済協力開発機構)及びWTO(世界貿易機関)の事務局に合計12年間勤務されるなど幅広い国際的な活動の経験をお持ちの、河野正道さんをお迎えして対面での講演会を行います。
河野さんは1978年に大蔵省に入省し、入省後3年目の1980年にOECDに出向され、4年間にわたり経済統計局(当時)において経済見通しの策定や経済分析、原油市場・価格などを担当されました。また、1995年には発足したばかりのWTO(世界貿易機関)のサービス貿易部参事官として、ウルグアイラウンドの金融サービス交渉の事務局における責任者を務めておられます。その後、2016年に退官するまで、金融庁の国際部門の責任者を7年間にわたり務め、IOSCO(証券監督者国際機構)の初代ボード議長、FSB(金融安定理事会)のアジア地域諮問会合の共同議長を務められるなど、世界金融危機後の国際金融規制・監督の改革及び各国における金融規制改革のサポート等に従事されました。
退官後には、OECDの事務次長を4年余り務められ、金融・環境・貿易・開発・科学技術などの政策分野を担当されるとともに、東南アジア諸国のためのOECDのプログラム等にも従事されました。現在も国際会計基準及び国際サステナビリティ開示基準を策定しているIFRS財団の副議長を務めるほか、三菱UFJ銀行顧問としてグラスゴー金融同盟(GFANZ)のアジア太平洋ネットワークの諮問委員会メンバー等として、国際的な活動を継続されています。
今回の講演会では、長年にわたる国際機関勤務及び国際的な会合における議長職等のご経験から、日本における国際人材の育成について思うこと、国際人材育成の障害などについてお話をいただきます。
今回の講演に当たり、講師ご自身から以下のお言葉を頂いています。
「私は長い役所でのキャリアを通じて、決していつもポストに恵まれたわけではなく、大蔵官僚としてはむしろ異色とも言える経歴を経てきました。その中で、金融行政の第一線で金融危機に何度も遭遇しましたが、危機対応に追われる中で、公務員として自分の仕事に全力を尽くすことで、ピンチがチャンスに変わる経験をしてきました。
私は大蔵省・金融庁でのキャリアにおいては、当初は国内業務を担当することが多かったのですが、その経験が国際部門の担当になってからおおいに役立ちました。自慢にはなりませんが、修士号も博士号も持たずに国際機関に合計12年間務め、最後はOECD事務次長を経験できたことは幸運でした。
こうした経験から、予断を持たずに、そして既成の枠にとらわれずに、自分の専門性を磨くことが、国際的に活躍するためのベースになることを実感しました。日本の企業・官庁の人事制度、あるいはその前の学校教育などは、これまでは国際人材の育成にとって障害となることが多かったのですが、今日、これも変わりつつあります。個々人にチャンスが与えられ、キャリアの選択肢が増える経済・社会、これこそが日本の国際人材の増加にとって追い風になると信じています。
国際的な仕事は決して楽しいことばかりではなく、様々な苦労もありますが、その苦労を上回るやりがいと人生の豊かさをもたらしてくれる可能性に満ちたものであることを実例をもとにご紹介したいと思います」
河野さんが雑誌『企業会計』2024年1月号に寄稿された「企業会計の国際化と国際人材の育成」もこちらから併せてご覧ください。
本講演会は、国際機関に勤務してみたい、あるいは企業・官庁で国際業務に従事してみたいと思う方のみならず、グローバルな場での活動を目指す多くの方々にとって大変参考になることでしょう。
お知り合い、ご友人とお誘いあわせの上、奮ってご参加ください。
【講師略歴】
1978年 東京大学 法学部卒業。大蔵省主税局入省
1980~85年 経済協力開発機構(OECD)事務局派遣
1985~95年 大蔵省銀行局・証券局・保険部、経済企画庁物価局で行政実務に従事
1995~99年 世界貿易機関(WTO)事務局派遣(サービス貿易部参事官・金融サービス貿易委員会書記官)
1999年 金融監督庁長官官房企画課長
2000~08年 金融庁総務企画局、監督局にて行政実務に従事
2009年 金融庁総括審議官(国際担当)
2012年 金融庁国際政策統括官
2014年 金融庁金融国際審議官(初代)
2016年 金融庁退官
コロンビア大学国際公共政策大学院客員研究員等に従事
2017~21年 経済協力開発機構(OECD)事務次長
2021年 IFRS財団トラスティ(現職)
三菱UFJ銀行 顧問(現職)
三菱UFJフィナンシャル・グループ・グローバルアドバイザリーボード委員(現職)2023 年 グラスゴー金融同盟(GFANZ)
APACネットワーク諮問委員会 委員(現職)
2024年 International Transition Plan Network(ITPN) アドバイザリーグループ メンバー(現職)
2025年 IFRS財団 副議長就任(現職)
【参考文献等】
・金融庁HPに掲載されたオーラルヒストリー
世界的な金融危機後の国際金融規制改革において交渉にあたった経験等をインタビュー形式で語ったもの。インタビュアーは、前半が三村淳氏(現 財務官)、後半は氷見野良三氏(現 日銀副総裁)。
https://www.fsa.go.jp/common/about/kaikaku/openpolicylab/kono_oral.pdf
・外務省が作成したOECDと日本のかかわりに関する紹介パンフレット(2019年版)
最後のページにメッセージを寄稿しました。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000471199.pdf
・コロンビア大学の研究員として在任中に書いた論文で、金融関係の国際機関のガバナンス改革を提言するものです。10年近く前に書いたものですが、今日においても妥当する内容が多く含まれていることに著者自身が驚いています。
https://academiccommons.columbia.edu/doi/10.7916/v5eq-cx35
(日時)2026年9月1日(火) 19:00-20:30
(場所)ちよだプラットフォームスクウェア 401号室
アクセス情報
(最寄り駅:地下鉄 竹橋、大手町、神保町、小川町など)
(参加費)1000円(学生無料)
講演会終了後に近くの飲食店において、講師をお招きした懇親会を開催する予定です。
ざっくばらんな会話を楽しめる時間となっておりますので、是非ご参加ください。(飲食代は実費負担)
NPO法人 国際人材創出支援センター (ICB)
お申し込みはこちらから。
※会場の都合から、定員は30名となります。先着順に受付いたしますので、早めにお申し込みください。
※お申し込みの際、メールアドレスの記載誤りが多くなっております。ご注意ください。
※お使いのブラウザによっては、申込みフォームがうまく表示されない場合があるようです。
その場合にはお手数ですが、secretariat(at)npoicb.orgまで、お申し込みの講演会名、お名前、メールアドレスをお知らせください。((at)は@に変換してください。)
今回の談話室には、コンサル会社で活躍されているナカツ・ユキコさんからお寄せいただいた一文を掲載します。 ナカツさんは、昨年、ICBが実施した「国際会議人材育成講座」に参加されたことにより、ICBの活動に触れられ、その目指 […続きを読む]
ホームページのコラム欄で紹介した中学3年生加藤百花さんから、英国への短期留学の感想文を寄せていただいたのでご覧ください。 イギリスへ渡ってみて 加藤百花 私はこの夏、イギリスへ2週間の短期留学に行きました。イギリスで過ご […続きを読む]
今回は、これまで国際機関で豊富な勤務経験をお持ちの石井久哉さんからお寄せいただいたコラムを掲載します。 石井さんは日系の保険会社に在勤中いくつかの国際機関に出向する経験を得られた後、会社を退職され国際連合監査部の監査役と […続きを読む]
松本冴未さんは、今年5月に、国連専門機関の国際電気通信連合(ITU)アジア地域事務所に赴任されました。 松本さんは、昨年、ICBが実施した「国際会議人材育成講座」を受講いただいています。これから国際機関への就職をめざす方 […続きを読む]
こんにちは。ICB事務局です。 コロナウイルスの影響もようやく落ち着くやと思いきや、新たな変異株が猛威を振るいそうな気配も出てきた今日この頃ですが みなさまいかがお過ごしでしょうか。 今回はICBの柏木理事からのご紹介で […続きを読む]

こんにちは。ICB事務局です。昨年はわが国憲政史上初の女性首相として高市早苗内閣が発足しました。首相指名前の自民党総裁就任時に発した「働いて、働いて、働いて、働いて、働いて参ります」の言葉は、「首相自らが国家国民のために […続きを読む]

こんにちは。ICB事務局です。 エミー賞とはアメリカ合衆国で放送されるテレビドラマ、番組に与えられる賞です。 これは映画におけるアカデミー賞、演劇におけるトニー賞、音楽におけるグラミー賞に相当する、最も権威ある文化賞のひ […続きを読む]

こんにちは。ICB事務局です。 パリ・オリンピック2024は熱狂に包まれたまま閉幕しました。 日本は金メダル20、銀メダル12、銅メダル13、金メダル数ではアメリカ、中国に続いて3位という素晴らしい成績を修めています。 […続きを読む]

こんにちは。ICB事務局です。ICBは2020年度に国際会議入門講座を、2021年度に国際人材育成講座を開催し、少人数の有志の皆様に向けたより実践的なカリキュラムを展開いたしました。この催しは今年度も新たな形で実施したい […続きを読む]

こんにちは。ICB事務局です。4月に入り、街のあちらこちらでリクルートスーツに身をまとった新入社員と思わしき人を見かける季節となりました。ICBコラムVol7今回は松平理事長が日本の雇用について思う所を述べます。 入社シ […続きを読む]

ICBは、メンバーの国際分野での経験を若い人たちに伝えることを目的に設立されました。この趣旨にのっとり、津川監事が最近2つ活動を行ったのでご報告します。 1.北海道栗山町の町民講座での講演 栗山町は、WBCの栗山 […続きを読む]

中学校3年の加藤百花さんは夏休みのレポートのテーマに「グローバル人材育成」を選び、ネットを検索するうちにICBのホームページに辿り着きました。 レポートの参考にするため、問い合わせフォームを使ってICBが考えるグロー […続きを読む]

「世界を創る、次世代グローバル・リーダーの育成を目指して」 合田圭介(ごうだけいすけ)東京大学教授 今回は、東京大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の双方で研究と教育活動を行われており、世界経済フォーラム( […続きを読む]

「フロンティア開拓への挑戦」-be niceなお節介と輝きあるpassionをともに- 今井章子(いまいあきこ)さん 【略歴】 公益財団法人・東京財団研究員兼広報渉外担当ディレクター 英文編集者を経て、フルブライトプログ […続きを読む]

「まずコミュニケーション。そして情熱。」 高見香織(たかみかおり)さん 【略歴】 9歳まで米国で暮らす。9歳のときいったん日本に帰国。1年間日本の公立小学校に通う。その後、イギリスでの教育課程を経 […続きを読む]

最前線で活躍する実像を捉え、模倣し、修得して越える 政官財学の各分野の最前線で活躍する方にインタビューするプロジェクトです。 このプロジェクトの特徴は、プロジェクトの対象として30代~50代の最前線で活躍している実務家が […続きを読む]

「“協調”できる強靭な国際人を作る」 ④ 木原 隆司(きはら たかし)獨協大学経済学部教授 木原先生は、1980年に大蔵省(現財務省)に入省されて以来、さまざまなグローバル交渉を担当されてきました。その他、外務省、米州開 […続きを読む]

「“協調”できる強靭な国際人を作る」 ③ 木原 隆司(きはら たかし)獨協大学経済学部教授 木原先生は、1980年に大蔵省(現財務省)に入省されて以来、さまざまなグローバル交渉を担当されてきました。その他、外務省、米州開 […続きを読む]

