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第119回ICB講演会:「霞が関官僚の英語格闘記」
2024/11/11

次回ICB講演会は、長年、霞が関官僚としてグローバルな分野で活躍されてきた大矢俊雄さんをお迎えして対面講演会として開催します。

 

大矢さんは、これまで海外生活11年、海外出張を100回近くこなされました。
米国留学のほか大蔵省(現財務省)、金融庁、内閣官房、国際協力銀行に勤務され、三つの国際機関(IMF、世界銀行、アジア開発銀行)勤務も経験され、文字通りのグローバル人材と言えます。
帰国子女でもなく、25歳で留学するときに初めて海外生活を経験した大矢さんは、その後様々な苦労や経験を積み重ねながら、今やかなりの時間を英語を使った仕事に割いて活躍されているそうです。

 

しかし、そのような大矢さんも若い頃の英語の苦労が忘れられず、今でも時々夜中に夢を見て冷や汗をかくことがあるそうです。
現在、同じような苦労を重ねられている方々を応援するため、本年春、公務員生活に別れを告げたのを良い機会として、これまでのご自分の苦労談と体験談をまとめて「エイゴは、辛いよ。霞が関官僚の英語格闘記」として出版されました。

 

ご本人はエイゴについて次のように語っています。

「エイゴは、辛いよ、と言ってきたが、本当はエイゴ自体が辛いのではない。エイゴを使って、他の国のこと、他の国の人のことを知ろうとし、またはこちらの言いたいことを伝えようとし、壁にぶつかり、自分の至らなさを責める。そうした我慢の日々が続くと、辛いと思うのである。でも、多分、それは乗り越えられる。いっぱい勉強して、試練に耐えながらも心を込めてエイゴを話せば、突然、お互いに分かり合える瞬間が来る。それは至福の時である。」

 

今回の講演は、ご著書の内容をご紹介頂きながら、大矢さんご自身の試練や失敗から得られたアドバイスの数々について語って頂く予定にしており、貴重な機会になると思われます。

 

特に、英語力向上の問題に限らず、大矢さんの豊富なグローバル経験に基づき、国際会議や国際交渉をうまく乗り切る方法、国際機関職員として生き残る方法、海外生活を楽しみ良き人間関係を築く方法等、多方面でのたくさんの有益なアドバイスを大矢さんご自身の言葉で頂けると思われます。

 

グローバルな活躍を通して自分の人生を豊かなものにしたいと思っている方々にとって有益な気づきを得る機会となることが期待されます。
皆さん、奮ってご参加ください。

講演会の概要

(日時)2024年11月11日(月) 19:00-20:30
(場所)ちよだプラットフォームスクウェア 402号室
    アクセス情報
(最寄り駅:地下鉄 竹橋、大手町、神保町、小川町など)
(参加費)1000円(学生無料)

略歴

大矢 俊雄 (おおや としお)

1986年大蔵省入省。コロンビア大学ロースクール留学、IMF審議役、世界銀行理事代理、財務省主計局主計官、国際局為替市場課長、金融庁国際担当参事官、アジア開発銀行人事・予算担当局長、財務省国際局審議官、国際協力銀行常務取締役、内閣審議官兼海外ビジネス投資支援室長などを歴任。

現在は株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)のチーフ・エコノミスト及び株式会社アルムの取締役兼チーフ・グローバル・インベストメント・オフィサーを務める。

 

著書:霞が関官僚の英語格闘記「エイゴは、辛いよ。」

(2024年、東洋経済新報社)

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懇親会について

講演会終了後に近くの飲食店において、講師をお招きした懇親会を開催する予定です。
ざっくばらんな会話を楽しめる時間となっておりますので、是非ご参加ください。(飲食代は実費負担)

主催

NPO法人 国際人材創出支援センター (ICB)

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