第80回ICB講演会:「自分の意志で切り拓く」
2019年1月の講演会には、エコノミストとしての政策提言で定評があり、政府の各種審議会等多方面で活躍されている 武田洋子 (たけだ ようこ) さんにお越し頂きます。
現在、三菱総合研究所 政策・経済研究センター長・チーフエコノミストとしてご活躍中で、テレビや新聞・雑誌等にも頻繁に登場されており、ご存知の方も多いと思われます。
今回は、お忙しい武田さんにICB講演会にお越し頂き、日本銀行勤務、米国への留学、シンクタンクへの転職といったご自分のキャリア・パスを振り返って頂きます。そして、これまでどのような経験をされ、苦労されてきたのか、どのような判断と決断でご苦労を乗り越えられてきたのか等の経験談を交えつつ、エコノミストとして最近のお仕事や当面の政策課題等についてのお考えをお聞かせ頂く予定です。その上で、自らのご経験を踏まえて、武田さんから若い参加者へエールを送って頂きたいと思っています。果たしてどのようなエールになるのでしょうか?
現在、第一線で活躍中の若手女性エコノミストから、このようなお話を直接聞けるのは大変貴重な機会となります。皆さん、奮ってご参加ください。
〈日時〉 2019年1月22日(火)19:30~21:30
〈場所〉 東京都千代田区神田錦町3-21
千代田プラットフォームスクウェア(http://yamori.jp/access)
〈参加費〉ICB会員1,000円、非会員2,000円。※学生は無料
※通常より開始時刻が30分繰り下げとなっております。ご注意ください。
講演要旨
・本講演では、これまでのキャリアを振り返り、自分で得られたことや失敗談、転機と決断などについてお話する予定です。私自身、まだキャリアの途中であり、何かを成し遂げたわけでもありません。より身近な一社会人の経験談を通じて、皆様にとって何らかのヒントや共感できることをお伝えできたら幸いです。
・当日は3部構成でお話する予定です。第一部は過去のキャリアについてです。これまでどのようなキャリア、仕事、経験をしてきたのかを3つのステージに分けて説明させていただきます。第二部は現在のエコノミストの仕事についてお話いたします。第三部では男女の参画とダイバーシティの意義について若干触れさせて頂き、最後に、皆さんに3つのメッセージをお伝えしたいと思います。
講師略歴
ジョージタウン大学公共政策大学院修士課程修了。
1994年日本銀行へ入行。2009年に三菱総合研究所へ入所。政策・経済研究センター主任研究員(シニアエコノミスト)、政策・経済研究センター副センター長を経て、2017年10月より現職。
参議院予算委員会客員調査員(2011年)、社会保障審議会年金部会委員(2011年~)、国の債務管理の在り方に関する懇談会メンバー(2013年~)、GPIF運用委員会委員(2014年~2017年9月)、社会保障制度改革推進会議委員(2014年~)、財政制度等審議会委員(2015年~)、働き方改革実現会議議員(2016年~2017年)、産業構造審議会総会委員(2017年~)、労働政策審議会労働政策基本部会委員(2017年~)、総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会委員(2017年~)、産業構造審議会 2050経済社会構造部会委員
(2018年~)、働き方改革フォローアップ会合構成員(2018年~)等。
主な著書・寄稿等
「21世紀型新産業」(共著、東洋経済新報社、2010年)
「震災復興提言論文 東日本大震災の経済的影響」
(共著、三菱総合研究所所報、2012年)
「成長への道標」(日経ビジネスオンライン、2013年~2015年)
「POSTWAR JAPAN : Growth, Security, and Uncertainty Since 1945」
(共著、Center for Strategic & International Studies、2017年) 等。
主催
国際人材創出支援センター(ICB)