第99回ICB講演会:坂元晴香氏 「グローバルヘルス(国際保健)と日本」
3月のICB講演会は、東京大学大学院医学系研究科 特任研究員の坂元晴香先生を講師に、ZOOMによるオンライン講演会として実施いたします。
坂元さんは、内科医として聖路加国際病院に勤務された後、厚生労働省等での勤務を経て、2016年より東京大学大学院医学系研究科にて国際保健に関する研究をなさっておられます。
大学に籍を置く傍ら、世界保健機関や世界銀行、ゲイツ財団東京事務所等でのコンサルタントを併任し、研究から実務まで幅広く国際保健関係の各分野で活躍されている方です。
2019年末から始まった新型コロナウイルスの流行は、日本のみならず世界中で大きな社会的・経済的混乱を巻き起こしました。昨今、自国中心主義が憂慮されていますが、国境を容易に超える新型コロナウイルスの対策を通じて、多国間協調の重要性を改めて認識した方も多いのではないでしょうか。
坂元さんには、まず、今回の新型コロナウイルスの流行で注目を浴びることになった「グローバルヘルス(国際保健)」とはどういうものなのかについて解説して頂きます。そして坂元さんがどのようなきっかけで、国際保健という あまり私たちになじみのない分野に進まれたのか、また、医師という範疇にとどまらずに多様なキャリアを歩まれてきた動機についてもお話しいただく頂く予定です。
キャリアを大きく変えるにあたって躊躇や障害はなかったのでしょうか。
どのようにしてそれを乗り越えられたのでしょうか?
そして、坂元さんがこれから目指しているところや、日本にいながらグローバルな仕事をされることについてのご自身のお考え等もお聞かせ頂きたいと思っています。
本講演は、将来的にグローバルな場での活躍を目指している方々にとって大変有益なものとなると思われます。
皆様の積極的なご参加をお待ちいたします。
<講演会の概要>
〈日時〉 2021年3月16日(火) 19:30~21:00
〈配信方法〉 Zoomによるオンライン配信
※インターネットの接続環境とPC、タブレット、スマートフォン等の端末が必要です。
〈参加費〉 無料
〈申込期限〉 2021年3月14日(日) 21:00
<講演会要旨>
1.グローバルヘルス(国際保健)とは何か
– MDGsからSDGsを経て、どのように課題が変わってきたのか
2.国際保健分野での日本の貢献
3.新型コロナウイルスでみられる、保健医療分野での国際協調の流れ
4. グローバルヘルス分野に関わりたい皆さんへ ~私のこれまでの歩みとこれから~
<講師略歴>
2008年札幌医科大学医学部医学科卒業。
聖路加国際病院にて内科医として勤務の後、厚生労働省大臣官房国際課勤務。
2016年4月より東京大学大学院医学系研究科 国際保健政策学教室特任研究員。
2020年4月からは慶應義塾大学医学部 医療政策・管理学教室 特任助教を併任。
その他、WHO(世界保健機関)、WB(世界銀行)、ゲイツ財団東京事務所等でのコンサルタントを併任。
<主催>
国際人材創出支援センター(ICB)
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