第120回ICB講演会:「令和を生きる君たちに知って欲しいこと」

次回のICB講演会では学生時代から多彩なグローバル経験をお持ちの中村暉梨さんをお迎えし、対面講演会として開催いたします。

 

中村さんは大学入学後、異文化コミュニケーションを学んだことをきっかけに18歳でカナダのトロントに短期留学し、初めて海外生活を経験されました。この経験から国際的な環境への関心やチャレンジ精神を強め、20歳のときに大学を1年間休学してバックパッカーとして世界一周の旅に出発し、異なる文化や価値観に触れることにより広い視野と多様な考え方を身につける一方で、数多くの失敗やトラブルにも直面されました。
その結果、「諦めずやり抜く力さえあれば、どんな道を選んでもなんとかなる」という強い信念を学ばれました。

 

その後、中村さんは大学を中退してシンガポールで就労され、現地で新しい環境に四苦八苦しながら異文化コミュニケーションの重要性を再認識して日本に帰国されました。
日本では、モンゴル貿易開発銀行に入行して多くの中小企業の海外進出を支援し、その過程で異なる文化背景やビジネス環境に対応しながら、企業を支援することの重要性とやりがいを感じるようになります。
一方、まだまだ支援者としては経営知識に乏しいと認識し、27歳で中小企業診断士の資格を取得され、会社を設立し、中小企業の海外進出支援事業や学生に対するアントレプレナーシップ教育事業を展開中です。

彼女は、日本の中小企業の海外市場へのチャレンジを支援し、起業家精神を持つ若者を増やし、日本の経済をより豊かにすることを目指されています。
今回の講演では、中村さんのこれまでのキャリアの歩みを振り返り、それぞれの段階で直面した様々な困難をどのように乗り越えてきたかについて実例を交えながら語っていただきます。また、これまでの貴重なご経験を踏まえて、皆さんそれぞれが今後のキャリアパスを選択する際に役立つような考え方やヒントをお伝えいただく予定です。
これから自分にとって相応しいキャリアをどのように選択していくか、あるいはグローバルな活躍にとって必要なマインドセットをどのように構築していくかにについて興味と関心がある方々にとって、多くの示唆や学びが得られる貴重な機会となることと思います。

皆さま、奮ってご参加ください。

講演会の概要

(日時)2024年12月16日(月) 19:00-20:30
(場所)ちよだプラットフォームスクウェア 402号室
    アクセス情報
(最寄り駅:地下鉄 竹橋、大手町、神保町、小川町など)
(参加費)1000円(学生無料)

略歴

中村 暉梨(なかむら ひかり)

2012年:兵庫県立大学に入学。国際教養コースを専攻し、トロントへ短期留学。
2014年:大学を1年間休学し、世界25ヵ国を訪問。バンコクやシンガポールの現地企業にて就労。
2017年:モンゴル貿易開発銀行(TDB)に入行。東京で中小企業の海外進出支援に従事(100社以上の経営相談、20社以上の現地法人設立・販路拡大支援を担当)。
2022年:リヒトコンサルティング株式会社を設立し、中小企業の海外進出や女性の創業支援を行う。同年、中小企業診断士資格を取得し、一般社団法人中小企業戦略研究所の代表理事に就任。

現在117名の士業と共に次世代の中小企業経営の研究や企業支援、小中高生向けの起業家教育に取り組む。

懇親会について

講演会終了後に近くの飲食店において、講師をお招きした懇親会を開催する予定です。
ざっくばらんな会話を楽しめる時間となっておりますので、是非ご参加ください。(飲食代は実費負担)

主催

NPO法人 国際人材創出支援センター (ICB)

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