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2025年4月21日(月)午後7時から
次回ICB講演会は、渉外弁護士として国際経験豊かな三澤充さんをお迎えして、対面講演会として開催します。
三澤さんは、ある出来事をきっかけとして中学時代に弁護士になりたいと思い、その後、苦労を重ね20代半ばで司法試験に合格。大手弁護士事務所で国際案件に携わる過程で海外留学を意識しはじめ、努力の甲斐があり米国でロースクールとビジネススクール両方での勉強を経験。さらにその後、合計6年間、東南アジアで渉外弁護士としてM&Aや再生可能エネルギー案件等に携わられ、現在は東京でご活躍中の方です。
今回の講演では、三澤さんがこれまでのいろいろなご経験を通じて感じられた数々のことを率直にお話しいただく予定です。ご自分のキャリアパスをどのように構築すべきか迷われている方々やグローバルな活躍を目指している方々など、それぞれにとって有益な気づきやアドバイスを得る機会となることが期待されます。皆さん、奮ってご参加ください。
講師ご自身から以下のようなお言葉を頂いています。
「海外に飛び出すことは、自分の新たな可能性を切り拓く第一歩です。本講演では、講師のキャリア、特に実際の海外経験をもとに、挑戦することの大切さと、人との出会いが人生を大きく変えていくことについてお話しします。グローバルな舞台に飛び出してチャレンジしてみたいと考えている人は是非聞いてみて下さい。」
【講師略歴】
学歴:
早稲田大学法学部卒 (2000年)
米国ノースウェスタン大学ロースクール卒 (2011年、LLM)
米国ジョージタウン大学マクドノースクールオブビジネス卒 (2013年、MBA)
職歴:
西村あさひ法律事務所 (2005年~2013年)
TMI総合法律事務所 (2013年~2019年)
同事務所所属中、インドネシア現地法律事務所 (Mataram Partners、Mochtar Karuwin Komar)、TMI総合法律事務所シンガポールオフィス及びマレーシア現地法律事務所(Chooi & Company + Cheang & Ariff)に約6年駐在
Everstream Capital Management (再生可能エネルギー投資ファンド、現Enfinity Global、2019年~2022年)
渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 (2022年〜)
講演会の概要
(日時)2025年4月21日(月) 19:00-20:30
(場所)ちよだプラットフォームスクウェア 401号室
アクセス情報
(最寄り駅:地下鉄 竹橋、大手町、神保町、小川町など)
(参加費)1000円(学生無料)
懇親会について
講演会終了後に近くの飲食店において、講師をお招きした懇親会を開催する予定です。
ざっくばらんな会話を楽しめる時間となっておりますので、是非ご参加ください。(飲食代は実費負担)
主催
NPO法人 国際人材創出支援センター (ICB)
お申し込みはこちらから。
※お申し込みの際、メールアドレスの記載誤りが多くなっております。ご注意ください。
※お使いのブラウザによっては、申込みフォームがうまく表示されない場合があるようです。
その場合にはお手数ですが、secretariat(at)npoicb.orgまで、お申し込みの講演会名、お名前、メールアドレスをお知らせください。((at)は@に変換してください。)

NPO法人 国際人材創出支援センター(ICB)では、過去3回開催し、ご好評をいただきました「国際会議人材育成講座」を2025年度も開催いたします。
将来、国際会議や国際学会へ参加し、活躍することをお考えの皆様には、またとない貴重な機会になると思います。奮ってご応募ください。
国際会議人材育成講座の概要
講座名:「国際会議人材育成講座」
主催:NPO法人 国際人材創出支援センター(ICB)
https://icbjapan.org/
本講座の目的:
国際会議には、国連、世界保健機関(WHO)、国際電気通信連合(ITU)などの国際機関が催す会議や、世界的な規模の国際学会など様々な種類があります。国際会議には、国際会議ならではの専門用語や議論の進め方があります。それらを事前に知り、慣れておくことは、会議で所期の成果を得るために非常に重要です。
「国際会議人材育成講座」では、国際会議に参加するための基本的なノウハウの習得や模擬国際会議への参加を通じた演習を行います。
本講座は、ZOOMによるオンライン講義および演習として行いますので、首都圏以外にお住まいの方、また海外在住の方もご参加いただけます。
講師は、長年にわたり国際会議の議長を経験してきた専門家などが担当します。
実施スケジュール
| 開催日 | 内容 | 形式 | 講師 |
第1部 | 第1回 4月27日(日) 19:30~21:00 ※ZOOMによるオンライン開催 | 国際会議の基礎知識、国際会議の進め方 | 講義 | 津川清一 |
第2回 5月11日(日)19:30~21:00 ※ZOOMによるオンライン開催 | 国際会議での発言および英語表現、マナー、社交 | 講義 | 松平恒和 | |
第3回 5月18日(日)19:30~21:00 ※ZOOMによるオンライン開催 | 特別講話 二国間交渉の基礎知識と進め方 | 講義 | 永沼美保 松平恒和 | |
第2部 | 第1回 6月1日(日)19:30~21:30 ※ZOOMによるオンライン開催 | 英語での提案文書の書き方と提案文書の作成依頼 | 講義 | 津川清一 |
第2回 6月15日(日)19:30~21:30 ※ZOOMによるオンライン開催 | (模擬国際会議1) 受講者による提案文書のプレゼン | 演習 | 津川清一 栗崎由子 本堂恵利子 | |
第3回 6月29日(日)19:30~21:30 ※ZOOMによるオンライン開催 | (模擬国際会議2) 受講者間での議論と合意形成、最終文書の作成 | 演習 | 津川清一 栗崎由子 本堂恵利子 | |
第4回 7月13日(日)19:30~21:30 ※ZOOMによるオンライン開催 | (模擬国際会議3) 受講者間での議論と合意形成、最終文書の作成 | 演習 | 津川清一 栗崎由子 本堂恵利子 |
講師略歴
松平恒和 ICB理事長
1969年国際電信電話株式会社(KDD)入社。取締役国際部長、KDD総研代表取締役社長、KDDI常務取締役国際本部長等を歴任。この間、1984年から2000年まで国際電気通信連合(ITU)で研究委員会副議長・議長を長く務める。
同社退社後、C2C Pte.Ltd(シンガポール)最高経営責任者(2002-03)。早稲田大学客員教授(2004-11)。
神田外語グループBritish Hills館長、(社)日本英語交流連盟理事、(社)日英協会理事、放送大学非常勤講師。
津川清一 ICB監事
1973年国際電信電話株式会社(KDD)入社。国際部国際機関課長、KDDIジュネーブ事務所長、技術開発本部標準化推進室担当部長等を歴任。2004年から2022年まで国際電気通信連合(ITU)で研究委員会副議長・議長を務めた。
早稲田大学非常勤講師。(2019-2021)。
永沼美保 日本電気株式会社 主席プロフェッショナル
日本HP、株式会社ラックを経て2015年より日本電気株式会社。
IT領域(セキュリティ、デジタルトラスト領域中心)にて25年以上の経験あり。現職は、デジタル政策(AI、セキュリティ、プライバシー、データ)や、将来事業領域におけるルール形成推進及びAIガバナンス推進。2000年代初頭より国際標準化やグローバルでの規制を中心に対外/渉外活動を実施。国内委員会、デジュール標準、地域標準、国内規格等の標準開発や国際機関でのグローバル議論に参画。
・内閣府 国際標準戦略部会、総務省 ITU部会、経産省 日本産業標準調査会等 委員
・ITU(国際電気通信連合) 標準化局 アドバイザリーグループ(TSAG)副議長
・APT(アジア太平洋電気通信共同体)標準化プログラム サービス&アプリケーションWP議長
・その他、ISOの技術委員会、ITU-T(標準化局)、ITU-D(開発局)やフォーラムでの活動・リーダーシップ役職経験多数
栗崎由子
1978年よりNTTに勤務。
同時期に国際電気通信連合(ITU) 第二研究部会に日本代表団の一員として参加。
1989年経済協力開発機構(OECD、パリ)に転職、渡欧。SITA(国際航空情報通信機構:ジュネーブ)で230ヶ国以上に跨がる国際ビジネスを経験し異文化マネジメント、国際交渉力を養う。ジュネーブ大学にてCSRコース終了。
2018年に日本に本帰国。イノテック㈱社外監査役を一期務める。現在は、国際コミュニケーション、異文化マネジメント研修等を行っている。
社会貢献として、地球市民塾をオンラインで8年以上毎月主宰している。
本堂恵利子 KDDI(株)シニアエキスパート
2000年より、国際電気通信連合ITU-T SG3(料金・政策)を担当。
ラポータ(特定課題小グループの取纏め役)を複数担当した経験を経て、2022年よりITU-T SG3副議長およびWorking Party1議長。
2024年10月のITU-T総会で、SG3副議長2期目任命を受け、引き続きWorking Party議長を務める。
受講料
第1部:無料
第2部:一般12,000円、学生8,000円
募集期間
3月24日(月)~4月23日(水)まで
募集人数
第1部は無料公開講座とし、定員を設けません。
第2部の定員は12名です(先着順で受付)。(最少催行人員:6名)
申込方法
第1部(無料講座)のみの申込み
こちらのリンクから、お申込みください。
第2部(有料講座)の申し込み
メールに次の事項を記載の上、secretariat@npoicb.org まで、お申込みください。
件名:「国際会議人材育成講座」(第2部)申込み
1.氏名
2.年齢
3.性別
4.携帯電話番号
*本講座クラス運営における緊急時の連絡用のためです。講座終了後、この情報は破棄します。
5.メールアドレス
6.お住いの都道府県(国名、都市名)
7.最終学歴(学生の方は、現所属学校名)
8.所属
9.英語力
(英検準1級、TOEIC750点以上程度を目途にしますので、ご自分の英検資格、TOEICスコア等を記入)
10.本講座に参加する目的、本講座に期待すること
(注)個人情報の取り扱いについては、ICBの個人情報取扱規定に基づき、厳重に管理いたします。
*第2部を申し込まれた方には、自動的に第1部講座のご案内を差し上げます。
なお、第1部の受講は任意ですが、できるかぎりご参加下さい。
*お申し込みをいただいた方に対して、先着順に受講料振込先のご案内をいたします。
受講料は、ご案内後、3営業日以内にお振込願います。
*お問い合わせ先
NPO法人 国際人材創出支援センター(secretariat@npoicb.org)津川まで。
オフ会の開催
第2部終了後に、第2部の参加者を対象として、ネットワーキングを目的とするオフ会の開催を予定しています。
なお、このオフ会には、過去の本講座受講者も参加される予定です。
過去受講生の声
過去に本講座を受講された方々から、次の推薦の言葉をいただきました。
MK 様
「国際会議入門講座(2020年)」と「国際会議人材育成講座(2021年)」に参加させて頂きました。当時、公的機関での国際業務に従事しており、複数回国際会合に出席する機会もありましたが、本講座では国際会議の進行、議論、決議方法など、国際会議出席に必須となる知識を広く学ばせて頂きました。
国際電気通信連合(ITU)にて議長を勤められた松平先生や津川先生、公的機関における大変豊富な経験をお持ちの石田先生、経済・保険領域における国際会議運営と日本代表両方のご経験をお持ちの松下先生など、多種多様な専門性と経験をお持ちの講師の皆様に、多角的に実務的なアドバイスを沢山頂けたほか、多種多様なバックグラウンドをお持ちの参加者の方々からも多くのことを学ばせて頂きました。
また、後半に行われた決議文書案の作成や本番さながらに決議文書の取りまとめを学ぶロールプレイングは、実施言語が英語であることや日程など含め、ややハードでしたが、関連資料を理解する速さと深さが格段に高まったほか、英語の議論や公的文書作成のトレーニングという観点からも大変有意義な内容でした。
本講座については、国際会議対応業務に従事されている方や関連資料に目を通す必要のある方だけでなく、広く国際会議に関心をお持ちの方にも、おすすめさせて頂きたく思います。オフ会等の交流企画もあり、本講座を通じたネットワーキングも参加の醍醐味の一つです。
本講座や関連の会合にて、皆様とお目に掛かれますことを楽しみにしております。
SA 様
私は、国際会議に参加したことがなく、国際会議のイメージはTVで時折映る国連会議でした。本講座はそんな経験のない私であっても国際会議の基本が体得できる非常に有益なものでした。
本講座講師は、国際会議の経験が豊富であり、国際会議の議長も務められていた方々です。その経験が資料や講義にふんだんに盛り込まれていました。各回最後に質疑応答の時間もあり、関心事項の理解を深めることも可能でした。
講座後半には、国際会議の模擬体験もありました。各自担当国の決議文書を作成し、提案し、各国との議論を通じて、知識として理解していた内容が実践できました。講師の方々に加え、本講座参加者の所属、関心、専門分野も多様であり、他の参加者からも新たな視点を得られました。
「国際会議」、「グローバル人材」、「ネットワーキング」、いずれかの言葉にピンと来た方は本講座への参加を強くお勧めいたします。主体的参加が講座の学びを大きくします。
AO様
「国際会議人材育成講座(2021年)」に参加させていただきました。
私は、臨床医であり国際会議未経験であったため、講師の皆様が通信や経済業界がメインのご経歴であり、かつ参加者の一部も実際の国際会議参加の経験をお持ちであった本講座に参加した当初は、私がついていけるかと憂慮しておりました。
しかし実際にはその心配は杞憂でした。本講座での学びは、①国際会議での「明文化されているルール/型」及び「暗黙のルール/型」の理解・習得、②多分野の方とのネットワーキング→その後の更なる学びの機会への発展、にあると思います。
レクチャーに続き、参加者同士の実践の模擬会議という2部構成を通じて、国際会議の参加経験がない受講者も講座修了後に一定の型を身に着けられる構成であると感じました。
今後、国際会議に出席するような職種・ポジションを目指している方にとっては、分野を問わず、本講座は非常に有用な入門編講座と言えます。