第64回ICB講演会「福祉国家スウェーデンの人と社会(国際的視点からの示唆)」

講演会の概要

【日時】2017年6月6日(火)19:00~20:45

【場所】東京都千代区神田錦町3-21
千代田プラットフォームスクエア
会場へのアクセスはこちら

【参加費】ICB会員1000円、ICB非会員2000円。 ※学生は無料
なお、当日 会員の申し込みも受け付けています(年会費5000円)

【言語】日本語 【服装】自由

【主催】国際人材創出支援センター(ICB)

今回は、元駐スウェーデン日本国特命全権大使の渡邉芳樹先生にご講演いただきます。

講演要旨

かつては海外勤務は有害無益とさえ言われた国内政策・行政分野を基盤にしながらも、縁あって国際人材育成最先進国ともいわれるスウェーデンに二度、6年間にわたり勤務した経験から、今日では政治・経済・行政、更には福祉や文化芸術・スポーツなどあらゆる分野で国際人材が必須の時代になっていることを実感する。
真にその広い視野と行動力が求められている。
単に言語や外交・防衛・科学 技術・金融・貿易・イベントなど個別の専門分野ですぐれた才能を発揮できる国際人材だけでなく、国内外両面にわたる情報力、分析力、理解力、説得力、人間力を兼ね備えた総合国際人材も必要性を高めている。
変動激しい21世紀を生き抜く持続可能な社会・国家・民族と個人とはどのようなものか、福祉国家スウェーデンの人と社会の基本である自律(立)と平等の真の意義と国家戦略を知ることで、何がしか教訓を得られるものと信ずる。

講師略歴

渡邉芳樹(わたなべ よしき)
1953年北海道生まれ。
現在、日本生命保険相互会社顧問、日本赤十字看護大学客員教授、
(社福)愛成会アール・ブリュット担当顧問、(社)世界貿易センター理事等

≪職歴≫
1975年厚生省入省。
2003年年金担当審議官、
2004年から異例の5年にわたる年金局長、その後最後の社会保険庁長官として同庁廃止と日本年金機構立ち上げまで6年半にわたり公的年金分野を担当。
他に、医療保険・老人保健・介護分野で約11年間、多くの制度改革に参画。
大臣官房6年、子育て支援・児童福祉分野で2年半、内閣官房2年等の勤務など。
1984~87年在スウェーデン日本国大使館書記官、
2010~13年駐スウェーデン日本国特命全権大使と計6年余りのスウェーデン勤務。

≪学歴≫
1975年3月東京大学法学部卒業。

≪著書等≫
「スウェーデンの社会保障」(共著)(東京大学出版会 1987年)
「スーパーモデル・スウェーデン~ 変容を続ける福祉国家~」(法研 2013年)
「分岐点~皆保険皆年金は結果か政策か~」(社会保険実務研究所 2011年)
「分岐点~年金改革:大きな到達点の実像と課題~」(同上 2016年)
「福祉国家スウェーデンの辿った道と我が国の姿」(共済新報2016年1月号)
その他、雑誌等寄稿多数。

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