第87回ICB講演会:「グローバルプロフェッショナルへの道」

9月度講演会には、外資系コンサルティングファームに勤務されている 真鍋希代嗣(まなべ きよつぐ)さんにお越しいただきます。
真鍋さんは、30代半ばの若さにもかかわらず、イラク(JICA)と米国(世界銀行)でのご勤務経験をされ、また、国際関係の修士号を2つお持ちです。しかも獲得したポストに安住することなく、次々と新しい仕事に軽やかにチャレンジされています。またその傍ら、2つのNPOを運営して、後進の育成にも積極的にかかわっておられます。
真鍋さんは「やりたいことを見つけたいと思っている人や、新しいことや難しそうなことに挑戦するのに足踏みしている人に、私の経験を共有し、新たな一歩を踏み出す、その一助となるような講演としたい。」と言われています。
グローバルな活躍をめざす学生・社会人のみなさんの積極的なご参加をお待ちします。
是非奮ってご参加ください。

講演会の概要

〈日時〉 2019年9月6日 (金) 19:30~21:30
〈場所〉 東京都千代田区神田錦町3-21
     千代田プラットフォームスクウェア(http://yamori.jp/access)
〈参加費〉ICB会員1,000円、非会員2,000円。※学生は無料

講演概要

「どうすればやりたいことを見つけられるだろうか。」「何もない自分が、社会に影響を与えるような仕事ができるだろうか。」「新しい分野に挑むことはこれまで築いてきたものを捨てることにならないだろうか。」「私の中で優先すべきものは何だろうか。」

これらは私が何度も悩んできた問いです。一つ一つ、答えを出していった結果、私のキャリアは周りからは全く違う畑を転々としているように見えるものとなりました。
私は、大学で物理学を専攻した後、外資系コンサルに就職しましたが、数年後にはJICA専門家に転職し、イラクで発電所などのインフラ作りに従事しました。現地では防弾チョッキなしには外出できない命懸けの生活を二年間続けました。

その後、アメリカへの留学を経て目標であった世界銀行での科学技術イノベーションの政策作りの仕事に就きますが、今はまた経営コンサルタントとして日本の地方の企業のために働いています。政府系機関や外資系企業での経験が多いですが、ベトナムで小さなラーメン屋を開業、経営していた時期もあります。

この一風変わった経歴は、自分の問題意識にもとづき、やるべきことを模索し、計画的、主体的に選択し続けた結果であり、私の中ではすべてが連続しています。
本講演では、私のこれまでのチャレンジと、今後、どのような形でグローバルプロフェッショナルとして国際貢献をしていこうとしているかについて、お話いたします。

講師略歴

真鍋 希代嗣
1983年福岡県生まれ。筑波大学で物理学、東京大学大学院修士課程で国際協力学を専攻後、外資系コンサルティングファームに3年勤務。
その後、JICAの経済・社会基礎インフラ整備の専門家(企画調査員)としてイラクで2年間、現地政府の海外投資呼び込みやインフラ整備を支援。
留学準備中にベトナムでのラーメン店開業を経て、米国のジョンズホプキンス大学のSAIS(高等国際関係大学院)で2つ目の修士号(国際開発学)を取得。
世界銀行(ワシントン D.C.)にコンサルタントとして勤務した後、現在は外資系戦略コンサルティングファームに勤務。
idpc(国際開発プランニングコンテスト)および「らんぼかーど」という二つのNGOを運営。

懇親会について

講演会終了後には懇親会を行います。
近場の飲食店にて講師をお招きし、ざっくばらんな会話を楽しめる時間となっております。
先生と直接議論できる場として皆様にご好評いただいております。
ぜひご参加下さい。
※費用は飲食費代の実費です。
※講師のご都合によっては、講師抜きでの開催となる場合もございます。
※懇親会のみのご参加も歓迎いたします。

主催

国際人材創出支援センター(ICB)

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