ICB監事が町民講座と中学生・高校生向けの授業にそれぞれ出講いたしました

 ICBは、メンバーの国際分野での経験を若い人たちに伝えることを目的に設立されました。この趣旨にのっとり、津川監事が最近2つ活動を行ったのでご報告します。

1.北海道栗山町の町民講座での講演 

  栗山町は、WBCの栗山監督が住んでいる町ということで最近有名になりました。この町は、「外国でのホームステイ体験や交流を通じて、国際感覚豊かな青少年育成のため、町内の中学生・高校生を海外に派遣する『少年ジェット「希望の翼」』事業を平成2年(1990年)から実施しています。派遣団員は、英語コミュニケーションスキル研修(イングリッシュキャンプ)をはじめ数回の事前研修を行いホームステイの心得や英会話の学びを深め、事業に参加します。」(栗山町ホームぺージより)というプログラムをはじめとして、国際化に関心が高い町です。このため、私のこれまでの国際活動の話しをさせていただくのはいかがでしょうか、という提案にすぐご賛同いただきました。
 8月18日に行われた町民講座では、あまり知られていないスイスの姿、スイスで見つかった日本のお寺の鐘、国際会議の簡単なお作法、の3つのテーマでお話しをしました。栗山町だけではなく、近くの市町村からも参加をいただき、皆さん興味深く話を聞いてくださいました。

2.鹿児島県与論町の中学、高校の生徒たちへの授業

 私と知り合いが多い与論町は、今年町制施行60周年にあたるので、色々な行事が企画されていました。そこで、与論中学、高校の生徒を対象として私の国際的な経験を伝える講座を開いてはどうか、という提案を行ったところ、教育委員会から快諾をいただきました。
 講座は6月から始まっていて、11月まで続く予定です。講座の構成は、英語と国際会議のお作法の2部構成となっています。
 与論町は地理的に離れていますが、Zoomができたおかげで、距離に全く関係なくスムーズに授業ができています。学校の授業とは違った切り口での授業なので、生徒さんたちは興味を持って聞いてくれています。このような授業を通じて、将来国際舞台に羽ばたく人材が育ってくれるとうれしく思います。

 ICB監事 津川清一

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