2012年の講演会
回 | 日付 | 講演者 | 所属(講演時点) | 演題 |
8 | 3/10 | 坂東真理子 | 昭和女子大学 学長 | トリリンガルのすすめ |
9 | 4/14 | 田中 伸男 | 前国際エネルギー機関(IEA)事務局長 | グローバルな活躍のすすめ (*) |
10 | 5/25 | 上野 公明 | GES代表取締役 | 日本の「外」で働く〜外資系組織の論理と成功の秘訣〜 |
11 | 6/29 | 玉木林太郎、石井菜穂子 | OECD 事務次長、財務省 副財務官 | グローバルに考える -国際機関での仕事-(**) |
12 | 7/27 | 増岡 俊哉 | IFC(国際金融公社)局長 | 夢と二人三脚の歩き方~国際機関でのキャリア体験談 |
13 | 9/18 | 前原 康宏 | 一橋大学国際・公共政策大学院教授、元日本銀行 | 国際化について思うこと |
14 | 10/11 | 浅見 唯弘 | BIAC事務局長、元東京銀行 | 国際ビジネス機関に求められる人材 |
15 | 11/9 | 朝比奈一郎 | 青山社中筆頭代表 | 日本人としての国際人を目指して |
16 | 11/30 | 黒田 東彦 | アジア開発銀行 総裁 | アジアの中の日本(**) |
17 | 12/11 | 会津 泉 | 多摩大学情報社会学研究所 主任研究員 | 高まる国際社会での "Civil Society"の存在感 |
第8回「トリリンガルのすすめ」
講演者:坂東真理子昭和女子大学学長
日時:2012年3月10日(土)
「国際派」と言われる中身についてこれまでの流れの中で考えてみると、まず戦後のベビーブームに生まれた時代の人では、英語が上手に使える人はAFSやフルブライトの奨学金で留学している人で、これらの人の多くは親米派となって英語を使い、日本の方向性を決めてきたいわば「エリート国際派」の人たちがいた。 これらの人たちは、学会、公務員、民間企業の中でそれぞれ少数であり、平家、海軍、国際派といわれるような状況だった。当時は1ドル360円時代であり、米国で働き、収入を得ることは大金持ちになることでもあった。
第9回「グローバルな活躍のすすめ」
講演者:田中伸男(前国際エネルギー機関(IEA)事務局長)
日時:2012年4月14日(土)
今回の講演会では、前国際エネルギー機関(IEA)事務局長の田中伸男氏に「グローバルな活躍ののすすめ~国際エネルギー機関(IEA)前事務局長の経験から~」をテーマにご講演いただきました。
国際エネルギー機関(IEA)は、グローバルな政治・経済の環境変動や自然災害等による石油供給の大幅な変動といったエネルギー面での緊急事態に対応するために設立された国際機関です。田中氏はこの国際機関の事務局長としてエネルギー政策をめぐる各国の利害関係の調整や将来展望を提言されたりしています。今回の講演会では、国際機関や多国籍企業、あるいは外資系で働くことを目指す方を対象にグローバルに活躍する上で必要な資質等について語っていただきました。
第10回ICB講演会「日本の「外」で働く〜外資系組織の論理と成功の秘訣〜」
講演者:上野公明氏(GES代表取締役)
日時:2012年5月25日(金)午後7時〜
今回の講演会では複数の外資系企業での勤務及び経営経験が豊富な上野公明氏にお越しいただき、「日本の「外」で働く〜外資系組織の論理と成功の秘訣〜」をテーマにご講演いただきます。 外資での働き方(組織、勤務)、外資で働くために必要な基本能力、外資で働く生きがい、外資で成功を収める為の秘訣等を20余年の外資勤務での体験を紹介していただきます。
さらに、実務に近い体験談をお話いただく予定で、外資に努めている実感を持つ時はどの様な時か、純日本企業に勤める事と比較し外資に努めた場合の良い点、難しい点等、具体的な事例を紹介しながらお話をしていただく予定です。
第11回ICB講演会「グローバルに考える -国際機関での仕事-」
講演者:玉木林太郎氏(OECD事務局次長)
日時:2012年6月29日(金)午後3時半〜5時
慶應義塾大学国際センターとの共催により「グローバルに考える-国際機関での仕事」を慶応義塾大学三田キャンパスにて開催しました。
講演者としてはOECD事務次長の玉木林太郎氏に加え、現在財務省副財務官であり近く世界銀行の下に創設された地球環境ファシリティ(GEF)の事務局長に就任予定の石井菜穂子氏にもご参加いただきました。
第12回ICB講演会「夢と二人三脚の歩き方~国際機関でのキャリア体験談」
講演者:増岡俊哉IFC(国際金融公社)局長
日時:2012年7月27日(金)午後2時半〜4時
今回は慶応義塾大学国際センターとの共催で、グローバル化された経済において国際機関が果たす役割が高まっている中、このような国際機関での仕事がどのようなものかを紹介する講演会シリーズの第三弾です。
講師には、国際機関である世界銀行グループ国際金融公社(International Finance Corporation, IFC)インクルーシブ・ビジネス・モデル局長の増岡俊哉氏をお呼びしました。IFCは、米国ワシントンDCに本部を置き、開発途上国で民間セクターへの投融資を持続可能な形で促進し、貧困削減と人々の生活水準の向上に役立つことを使命としている機関です。
第13回ICB講演会「国際化について思うこと」
講演者:前原康宏氏(一橋大学国際・公共政策大学院教授)
日時:2012年9月18日(火)午後7時〜8時半
第13回ICB講演会は、一橋大学教授の前原康宏氏にお越しいただきました。前原先生は(略歴)一橋大学在学時代にサンケイスカラーシップを得て、英国エクセター大学に留学され、日銀入行後はワシントン事務所長をはじめとして海外経験も豊富です。現在は、一橋大学大学院においてアジアの政策当局から派遣されている若手官僚を指導されています。 ご講演では、そうした国際化の現場での経験を踏まえ、多角的な視点から若い世代へのメッセージをお話いただきました。
第15回ICB講演会「日本人としての国際人を目指して」
講演者:朝比奈一郎氏(青山社中 筆頭代表)
日時:2012年11月9日(金)午後7時〜8時30分
第15回ICB講演会は、青山社中(青山社中のウェブサイトはこちら)筆頭代表の朝比奈一郎氏にお越しいただきました。
第16回ICB講演会「アジアの中の日本」
講演者:黒田東彦氏(アジア開発銀行総裁)
日時:2012年11月30日(金)13:00-14:30
第16回ICB講演会は、アジア開発銀行総裁(現:日本銀行総裁)の黒田東彦氏にお越しいただきました。
第17回ICB講演会「高まる国際社会での “Civil Society”の存在感」
講演者:会津 泉氏(多摩大学情報社会学研究所主任研究員・教授)
日時:2012年12月11日(火)19:00-20:30
第17回ICB講演会は、多摩大学情報社会学研究所主任研究員・教授の会津泉氏にお越しいただきました。