2018年の講演会
回 | 日付 | 講演者 | 所属(講演時点) | 演題 |
69 | 1/12 | 河合 美宏 | 保険監督者国際機構IAIS・前事務局長 | 欧州での四半世紀を振り返って~民間企業から国際機関トップ |
70 | 3/29 | 松下 泰 | 損害保険事業総合研究所 | グローバルキャリアの作り方~損害保険会社社員の場合 |
71 | 4/25 | 松平 恒和 | NPO法人 国際人材創出支援センター 理事長 | 損をしないための国際マナー |
72 | 5/22 | 伊藤 由希子 | 津田塾大学教授 | 「国際競争」と「ケア」は両立するのか |
73 | 6/22 | 齋藤 潤 | 国際基督教大学教養学部客員教授 | これまでのキャリアを振り返って |
74 | 7/17 | 蜂矢正彦 | 国立国際医療研究センター | 途上国の現場からのエビデンス~世界をより健康にするために |
75 | 9/7 | 酒井 レオ | Pursue Your Dream Foundation/ PYD JAPAN CEO | グローバルに通じるビジネススタンダードとは |
76 | 9/18 | 小島 晶子 | キャリア国際機関 (ジュネーブ) | 国際公務員というキャリア |
77 | 10/19 | 安部由紀子 | 東京女子大学 | 新聞記者、国連職員を経験した大学教員が語るリーダーシップとは? |
78 | 11/20 | 渡邉 俊樹 | 東京大学名誉教授 | 人類と共にアフリカから世界に広がった白血病ウイルス |
79 | 12/4 | 荒川 博人 | 元JICA理事 | 開発援助の潮流はどのように決まるのか? |
次回12月4日(火)の講演会には我が国の開発援助の第一者である 荒川博人さん にお越し頂きます。
荒川さんは1976年に当時の海外経済協力基金(OECF)に入社されて以来、行政改革の影響で組織名が国際協力銀行(JBIC)や国際協力機構(JICA)と変遷しましたが、2013年にJICA理事を退任されるまで40年近くにわたって一貫として我が国の開発援助の現場に立つとともにその政策つくりに参画されてきたプロ中のプロです。
今回のご講演では荒川さんのこれまでのキャリアを振り返りながら、①開発援助の現場で何を感じたか、②援助の理論的枠組みが現場での実践にどのようにつながっているのか、また逆に現場での識見・経験などが上流の理論的枠組みに影響を与えるのか、③世界銀行やIMFのような国際機関、各国の援助機関、大学等のアカデミアをはじめ民間企業等も混じった多様なプレーヤーが競争しながら協調する姿とはどういうものか、④援助に関する国際的な潮流とは何か、我が国はそれにどう貢献しているのか等の課題について触れて頂く予定です。
これまでの多様なご経験を踏まえて具体的な事例を示しつつ、これらの課題について荒川さんならではの丁寧な分かりやすいご説明を頂けると思います。将来的に開発援助の世界を職場として考えている方はもちろん、開発援助や国際協力の在り方及び我が国の立ち位置について具体的に考えたい方にとっては必見の貴重な講演会になると思います。奮って是非ご参加ください。
講演会の概要
〈日時〉 2018年12月4日(火)19:00~20:45
〈場所〉 東京都千代田区神田錦町3-21
千代田プラットフォームスクウェア(http://yamori.jp/access)
〈参加費〉ICB会員1,000円、非会員2,000円。※学生は無料
講演要旨
・開発途上国の健全な開発は日本にとって死活的に重要であり、これに関わっている開発援助の現実をレビューする。 近年、この開発援助をとりまく環境やプレーヤーは多岐にわたっており、これらがお互いに影響しあっている。就中、近年は国際開発機関(世界銀行、IMF、アジア開発銀行、OECDなど)のみならず、民間企業、CSOsや各種財団、大学・研究機関(アカデミア)なども重要な役割を果たしている。
・この状況下で、開発援助を途上国への資源の移転という視点からのみで見るのではなく、具体的な開発援助の潮流やそのロジックなどがどのように議論され、最終的には政策リフォームや現実のプロジェクト実施ということに繋がるのかを見ていく。また、一連のこれらの背景として、理論的枠組みレベルでの国際場裏での競争から現場での地道なプロジェクト実践までが、どのようにつながっているのか、さらに上記の多様なプレーヤーがどのように協調という名のもとに、競争しながら具体的な開発援助を実施しているのかを筆者の実際の現場での経験をベースに議論する。 これらのレビューや議論から見えてくるものは如何?
講師略歴
1976年 海外経済協力基金(OECF)採用
1982年 同マニラ駐在員
1987年 同ニューデリー次席駐在員
1995年 同ワシントン首席駐在員
1999年 国際協力銀行(JBIC)開発第2部次長
2003年 同開発業務部長
2005年 同専任審議役
2007年 同開発金融研究所長
2008年 国際協力機構(JICA)上級審議役
2012年 同理事
2014年 住友商事顧問
2018年 同社退任
主催
国際人材創出支援センター(ICB)
11月20日(火)の講演会には渡邉俊樹氏をお招きしています。
渡邉先生は、癌ウイルス(HTLV-1)と白血病・リンパ腫(ATL)のご研究で世界的に有名な方で、現在、東京大学名誉教授、国際人レトロウルス学会理事長、日本HTLV-1学会理事長としてご活躍中です。
今回の講演では、癌ウイルスと白血病・リンパ腫の最先端の研究内容や、このような分野でのキャリヤパスの築き方、国際的な医学研究の進め方などについてお話しいただきます。
医学分野に限らず、これからグローバルな分野で仕事をしたいと考えられている方々にとって貴重な学びの場になると思われますので、ふるってご参加ください。
講演会の概要
【日時】2018年11月20日(火)19:00~20:45
【場所】東京都千代田区神田錦町3-21
千代田プラットフォームスクウェア(http://yamori.jp/access)
【参加費】ICB会員1,000円、非会員2,000円。※学生は無料
渡邉先生から次のようなお言葉をいただいています。
「私は、大学や研究所で、人の白血病・リンパ腫を引きおこす癌ウイルス(HTLV-1)と、それが原因となる白血病・リンパ腫(ATL)の研究を30年以上にわたって行ってきました。このウイルスは1980年に日本と米国でほぼ同時に発見され、エイズウイルスの発見に大きく貢献いたしました。また、我が国ではこのウイルスが引き起こす白血病を1977年に世界で初めて発見して報告しておりました。これらの経緯から、このウイルスや疾患の研究は、欧米と競争しながらも、常に我が国が世界をリードしてまいりました。
私は1982年からこの領域で仕事をしてまいりました。
医学やその基礎研究の世界には国境はなく、研究成果の発表は英語が共通語であり、英語による情報発信とコミュニケーションは医学領域で仕事をする上では大前提となります。また、研究の展開やその成果を応用した治療法の開発は必然的に国際的にならざるを得ないことを実感しております。従いまして、大学や研究機関で医学・医療の領域で仕事をするには、国際的なコミュニティにおいて正しく自己表現を行い、コミュニケーションをとりながら、世界の研究者・医師と連携して仕事を進めることが求められていると考えます。
本講演では、私の研究領域の歴史と現在までの成果をご紹介しながら、それらがどのよう様にして世界と繋がっているか、また、国際的な医学研究のコミュニティの一員として、国際的な連携のもとで仕事を進めているという現状をご紹介いたします」
講師略歴
東京大学医学部医学科卒業、東京大学医学部第4内科助手、)東京大学医科学研究所助教授、東京大学大学院新領域創成科学研究科教授、専攻長、
2016年から東京大学名誉教授、長崎大学客員教授、聖マリアンナ医科大学大学院先端医療開発学分野 特任教授
2013年より日本HTLV-1学会 初代理事長
2001年より国際レトロウイルス学会(International Retrovirology Association, IRVA)理事、第13回(2007年)国際ヒトレトロウイルス学会 学術集会会長、2017〜2021年 国際レトロウイルス学会 理事長
2006年より国際比較白血病学会 (International Association for Comparative Research of Leukemia and Related Diseases, IACRLRD) 理事、209~2011年理事長、第25回シンポジウム会長
2010年〜「HTLV-1特命チーム」(内閣府)メンバー
2011年〜 厚生労働省「HTLV-1対策推進協議会」座長
2015年〜 厚生労働省「希少がん医療・支援のあり方に関する検討会」委員
受賞歴
2007年 International Retrovirology Association (IRVA), David McFarlin Award 受賞
2008年 第13回比較腫瘍学 常陸宮賞 受賞
懇親会について
講演会終了後には懇親会を行います。
近場の飲食店にて講師をお招きし、ざっくばらんな会話を楽しめる時間となっておりますので、ぜひご参加下さい。
※費用は飲食費代の実費です。
※講師のご都合によっては、講師抜きでの開催となる場合もございます。
主催
国際人材創出支援センター(ICB)
10月19日(金)の講演会には 安部由紀子氏 をお招きしています。
安部先生は、大学在学中に国際協力に興味を持ち、卒業後は新聞記者として活躍、その後、国連(UNDP)広報職員を経て、さらには米国シンクタンクでリーダーシップ論を実践、現在は、大学教員としてグローバル人材育成を目指して尽力中といったキャリアパスを歩んできた方です。
今回の講演ではこれまでのご自分のキャリアを振り返りながら、リーダーシップとは何か、多文化社会で生きるために重要なことは何か等についてお話頂く予定です。これからのグローバル時代において活躍したい方々にとって貴重な講演会になると思われます。奮ってご参加ください。
講演会の概要
【日時】2018年10月19日(金)19:30~21:30
【場所】東京都千代田区神田錦町3-21
千代田プラットフォームスクウェア(http://yamori.jp/access)
【参加費】ICB会員1000円、非会員2000円。※学生は無料
※通常の講演会より開始時刻が30分繰り下げとなっております。ご注意ください。
安部先生からは以下のようなお言葉を頂いています。
私のこれまでの人生は「地方」と「国際」という一見相反するような二つのキーワードが密接に交錯しています。高校まで大分県の公立校で過ごし、周囲は田んぼや山に囲まれた環境でした。大学在学中にバングラデシュで初等教育、女性支援をするNGOに携わり、「貧困を減らし、多くの人が幸せになる社会づくりに貢献する」という思いを抱きました。その後、新聞記者、国連職員、米国のシンクタンクフェロー、大学教員といったキャリアパスを歩んできましたが、その思いは常に同じです。
新聞記者時代は、国際会議やFIFAワールドカップ、途上国での取材などを通して世界の動きと向き合う機会も多くありましたが、同時に地方都市からも多くのことを学びました。特に沖縄では米軍基地と日米安保、沖縄戦や米国による統治の歴史など、社会的にも、歴史的にも、文化的にも特異性のある実情を知ったことで日本や世界の動きがよりよく見えるようになりました。ほかにも限界集落、地方経済、公害、災害復興におけるコミュニティのあり方など、日本の地方が抱える課題は、世界が抱える課題と共通することを実感しました。逆に、「人のつながり」「一村一品」など地方の強みも世界で共通すると感じています。
次に、国連(UNDP)では、ニュージーランドの首相を3期約9年間務めたヘレン・クラーク総裁(当時)のリーダーシップのもとで7年間、仕事をし、多くのことを学びました。国連では多くの女性職員が活躍しており、人は経験を積み、自己を磨き、機会を与えられれば、性別に関係なく、能力を発揮できるということも実感しました。
昨年は、ハワイにある米国政府系シンクタンクEast West Center のリーダーシップフェローに選抜され、アジア太平洋地域の15か国23 人の同期フェローとともに、9か月間に渡るプロフェッショナル・トレーニングを受けました。East West Center は1960年に戦後の東西(米国とアジア太平洋)の平和を願ってハワイに設立された機関で、アジア太平洋地域を中心に6万5000人の人材育成に貢献し、ネットワークを構築しています。これまでリーダーシップは机上で学ぶものではなく、現場で実践するものという認識がありましたが、ここで新たな思考方法や実例を学ぶ中で、たくさんの気づき、収穫がありました。
今年4月からはこれまでの経験を活かし、大学においてもリーダーシップ・トレーニングを講義の中に織り込み、グローバルに活躍できる人材育成に尽力しています。最初の講義で”If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.”というアフリカの諺を学生に紹介し、クラスで学ぶ利点を生かし、多様な価値観に触れ、チームの大切さを知ってもらいたいと伝えています。チームが力を発揮するには、一人ひとりの心理的安全性(Psychological Safety)が必要で、誰もが自由に意見を言える空間をつくれるよう学生たちと一緒に取り組んでいます。
講演会で皆さまとお会いし、私が自分の経験から学んできたことをお話しすることを楽しみにしています。少しでも皆様にとっての気づきがあるようなお話ができたら良いなと思っています。
講師略歴
東京女子大学英米文学科卒業。早稲田大学アジア太平洋研究科(国際関係)修了。
大学在学中にバングラデシュで初等教育支援をする NGOアジアキリスト教教育基金(ACEF)のスタディーツアーに参加したことがきっかけで、国際協力に関心を持つ。
読売新聞記者、国連開発計画(UNDP)広報職員、米国政府系シンクタンクEast West Center のリーダーシップフェロー を経て、2018 年 4 月から東京女子大学現代教養学部准教授。現在、ACEF 評議委員も務める。
著書
『物語の中のふるさと』 (読売新聞西部本社編、海鳥社)
懇親会について
講演会終了後には懇親会を行います。
近場の飲食店にて講師をお招きし、ざっくばらんな会話を楽しめる時間となっておりますので、ぜひご参加下さい。
※費用は飲食費代の実費です。
※講師のご都合によっては、講師抜きでの開催となる場合もございます。
主催
国際人材創出支援センター(ICB)
9月18日(火)の講演会には 小島晶子氏 をお招きしています。
小島さんは、これまで30年にわたって国際機関における人事政策や戦略、組織開発、人材育成、採用等の分野に携わってこられた人材スペシャリストです。これから国際機関等の舞台で働いてみたいと思っておられる方には必見の講演会になると思います。
小島さんはUNHCR(国連難民高等弁務官)、UN(国連)、ITU(国際電気通信連合)のご勤務経験に加え、雇用キャリアマネジメント、研修担当課長としてOECD(経済協力開発機構)にも勤務されました。さらに人材コンサルタントとしてUNISDR(国連国際防災戦略プログラム)、WIPO (世界知的所有権機関)、DNDi(Drugs for Neglected Diseases Initiative)等でも活躍されています。
さまざまな国際機関や非政府機関において、採用のみならず勤務評価、ジョブデザイン、コンペタンシー管理等の経験が豊富な方です。
現在は、これまでの経験を生かして、国際舞台で働くことを希望する日本人や、既に国際機関職員となっている日本人のキャリア支援に力を注がれています。具体的には、採用のための応募書類の作成支援、面接、採用テスト対策等のサービスを提供する一方で、採用後のキャリアカウンセリング等を行い、セミナー開催やウエブサイトでの情報発信を積極的に行われています。
皆さんのご参加をお待ちしております。
講演会の概要
【日時】2018年9月18日(火)19:00~20:45
【場所】東京都千代田区神田錦町3-21
千代田プラットフォームスクウェア(http://yamori.jp/access)
【参加費】ICB会員1000円、非会員2000円。※学生は無料
講演要旨
国際公務員は、国際社会の公益のためにグローバルな視野を持って中立的な立場で働く国際機関の職員です。国際機関といっても様々な職場があり、様々な職種があります。多くの場合に共通しているのは多様性、可動性、そして変化に富んだ職場であり、刺激的でやり甲斐のある仕事を提供しているということです。
私はいろいろな国際機関の人材開発、管理を30年近く担当し、多様なキャリアを目のあたりにしてきました。激しい競争に勝ち抜いて採用され、専門性を高めながらキャリアを展開していく道は平坦ではありません。国際機関でたくましく生き残り、成功された方々も、初心を貫けず、結局辞めていった方々もいます。
自分で切り開いて行くという点が国際公務員キャリアの魅力であり、チャレンジでもあります。
今回の講演では、私のこれまでの体験から得た、国際機関のキャリアとは何か、というお話をしたいと思います。国際機関の人事を実際に担当した者ならではのユニークな情報を参考にして、国際公務員キャリアについての認識を深めて頂ければ幸いです。
この講演で国際公務員という仕事が挑戦する価値のある魅力的なものだということをお伝えしたいと思います。
講師略歴
学歴:ウエブスター大学(アメリカ)経済、経営修士
ヌーシャテル大学(スイス)フランス文学
ジュネーブ大学(スイス)人材開発
職歴:1982-2010 UNHCR、UNOG(国連欧州本部)、ITU、OECD、各人事部に勤務
2010-2016 UNISDR、WIPO, DNDi、SotelGui、 各人材コンサルタント
2016- School for International Training SIT Geneva Campus, 学習院女子大学、
外務省、ジュネーブ国際機関邦人職員会、京都大学等講師
“キャリア国際機関”www.careerkokusai.com 創始者
懇親会について
講演会終了後には懇親会を行います。
近場の飲食店にて講師をお招きし、ざっくばらんな会話を楽しめる時間となっておりますので、ぜひご参加下さい。
※費用は飲食費代の実費です。
※講師のご都合によっては、講師抜きでの開催となる場合もございます。
主催
国際人材創出支援センター(ICB)
次回ICB講演会には、ニューヨーク生まれの日系2世であり、
ニューヨークの金融業界で大活躍された酒井 レオ氏にお越しいただきます。
また2007年には、NPO法人Pursue Your Dream Foundationを設立し、
ご自身のご経験や人的ネットワークを生かしてリーダー育成にも尽力されています。
これから世界に羽ばたいて活躍したいと考えておられる皆様にピッタリの内容となっております。
皆さんのご参加をお待ちしております。
講演会の概要
【日時】2018年9月7日(金)19:00~20:45
【場所】東京都千代田区神田錦町3-21
千代田プラットフォームスクウェア(http://yamori.jp/access)
【参加費】ICB会員1,000円、非会員2,000円。※学生は無料
講演要旨
酒井さんから皆様に下記のようなお言葉を頂戴しております。
私はニューヨーク・タイムズスクエア地区で日本人両親の家庭に育ったジャパニーズ・アメリカンです。
小さい頃からアメリカにいれば日本人として見られ、日本にいればアメリカ人として見られるコンプレックスをバネに、日米社会に何か貢献する事ができる人間を目指そうと、大学卒業後、ニューヨークで金融の世界に就職しました。また、個人の力では届かないことを実現するために、コミュニケーションの重要さを学ぶ機会に恵まれ、大手銀行バンク・オブ・アメリカで社内全米トップ営業成績を獲得するまでになりました。
ニューヨークはいろいろな人種、国々の方が集まるので独特な開放感があり、訪れる人をワクワクさせます。しかし、いざこの地で、各々の夢に向かって挑戦しようとすると、非常に困難な局面に立たされてしまうのを日本人に限らず多く見てきました。そのような中、かねてより考えていた自分なりの社会貢献活動の実現化へのヒントを発見し、バンク・オブ・アメリカに在籍中の2007年、リーダー育成スクールを運営するNPO法人Pursue Your Dream Foundationを設立しました。
PYDは、私がこれまで学んだことや人的ネットワークを活かして、ニューヨークにやってくる全ての人種、国々の方が、あらゆるストレスから解放され、夢実現のプロセスを体感していただけるようなリーダー育成スクールです。他の教育機関と独自性を出すために、私達のカリキュラムでは、受講生同志が互いに競い、サポートしあうコミュニティ作りを重視しています。
日本人は与えられた仕事に対する忠誠心や真面目さでは評価が高いのにも関わらず、自ら発信するコミュニケーション力が学べる教育環境が整備されてこなかったために、国際的な舞台で活躍するチャンスが目の前にある事さえ、残念ながら気付いていません。とことん仕事にチャレンジしたい方にとって、私達のコミュニティを通じてネガティブなストレスを感じる事なく、「リーダーシップ」「創造性」を習得していただき、ニューヨークの金融界、ショービズ界、メディア界、ホスピタリティ業界などに送り出したいと思い、日本での開校に至りました。
皆様とお会いできる事を楽しみにしています。ニューヨークと東京で展開する私達のカリキュラムによって何かが生み出されていくプロセスに、ぜひあなたの参加をお待ちしております。
講師略歴
ワシントン大学ビジネスマネージメント専攻を卒業後、JPモルガンを経て、コマース銀行にてマネージメント・デベロップメント・アソシエーツプログラム(MDA)を卒業し、そのまま管理職に就く。その後、転職先のバンク・オブ・アメリカにおいて2007年全米営業成績1位(バンカメ歴代最年少)という成績を残し、社内各賞を多数受賞。
並行して2007年、アメリカンドリームを掴みに渡米してくる全ての人たちを応援したいという気持ちからNPO法人Pursue Your Dream Foundation(PYD)を設立。これまで留学生・駐在員など3,000名以上がイベントやプログラムに参加するまでに成長。2010年1月、日本にグローバルスタンダードを獲得するリーダー人材育成のための教育機関「PYDジャパン」を設立。
著書
NY式「超一流の営業」の基本 (朝日新聞出版)
全米No.1バンカーが教える最強の気くばり (サンマーク出版)
懇親会について
講演会終了後には懇親会を行います。
近場の飲食店にて講師をお招きし、ざっくばらんな会話を楽しめる時間となっておりますので、ぜひご参加下さい。
※費用は飲食費代の実費です。
※講師のご都合によっては、講師抜きでの開催となる場合もございます。
主催
国際人材創出支援センター(ICB)
次回ICB講演会には、開発途上国の医療の現場でお仕事をされた蜂矢正彦氏にお越しいただきます。
開発途上国の最前線で先生がご経験されたことをを中心にお話しいただく予定です。
皆様のご参加をお待ちしております。
講演会の概要
【日時】2018年7月17日(火)19:00~20:45
【場所】東京都千代田区神田錦町3-21
千代田プラットフォームスクウェア(http://yamori.jp/access)
【参加費】ICB会員1000円、非会員2000円。※学生は無料
講演要旨
大学を卒業後、病院を中心に臨床小児科医師として13年間働きました。この間実験室でウイルスのDNAを研究したり、小児科医が不在の地区で働く機会がありました。いろいろな経験を通して、患者さんの診断・治療には基礎研究を学ぶこと、社会について知ることが重要だと意識し今に至ります。
その後興味のあった開発途上国で働くことになりました。モンゴルでJICAの予防接種事業に携わった際、偶然にも麻疹(はしか)大流行に遭遇し、「なぜ予防接種をしているのに流行が起こったのか」「どうすれば大流行が防げたのか」、モンゴルの官僚や世界の専門家たちと議論しました。大流行の原因を解明して、2度と起こらないようにしたい、という気持ちで大学院に留学しました。
これまで約20ヵ国で仕事しましたが、開発途上国の現場を歩き回るといつも発見があります。その発見が一部の国や地域だけではなく、途上国に共通する課題であれば、共通する解決法があるかもしれません。途上国のフィールドでエビデンスを積み重ね、より良い政策作りに貢献し、その結果世界の人々がより健康になれば、という思いで活動しています。
講師略歴
1989年 東邦大学医学部卒業。東邦大学医療センター大森病院で小児科研修。総合病院、診療所、保健所で予防接種、臨床に従事しつつ、伊豆大島、根室市で小児科無医村を経験。
2002年 モンゴルでJICA予防接種事業に5ヵ月間携わり、公衆衛生の面白さに目覚める。
2003~2005年 ハーバード公衆衛生大学院留学、マサチューセッツ州保健局勤務。
2006年 国立国際医療研究センターに入職、以後アジア、アフリカで公衆衛生事業、研究に従事。
最近の主な論文
1. Kitamura T, et al. Assessment of temperatures in the vaccine cold chain in two provinces in Lao PDR: a cross-sectional pilot study. BMC Res Notes 2018: 11; 261ワクチンの輸送中に温度を測定したところ、予想外に高温や低温に曝されていた
2. Hachiya M, et al. Evaluation of nationwide supplementary immunization in Lao PDR: Population-based seroprevalence survey of anti-measles and anti-rubella IgG in children and adults, mathematical modelling and a stability testing of the vaccine. PLoS One. 2018 29: 13; e0194931
麻疹風疹混合ワクチンの効果を調べたところ、麻疹の免疫がついていなかった
3. Komada K, et al. Seroprevalence of chronic hepatitis B, as determined from dried blood spots, among children and their mothers in central Lao PDR: A multistage, stratified cluster sampling survey. Int J Infect Dis 36: 21-26; 2015
B型肝炎の有病率は従来考えられていたより低く、成人で4.1%、小児で2.1%であった
懇親会について
講演会終了後には懇親会を行います。
近場の飲食店にて講師をお招きし、ざっくばらんな会話を楽しめる時間となっておりますので、ぜひご参加下さい。
※費用は飲食費代の実費です。
※講師のご都合によっては、講師抜きでの開催となる場合もございます。
主催
国際人材創出支援センター(ICB)
ICB講演会お申し込みはこちら
次回ICB講演会には、我が国政府の 「チーフエコノミスト」 として長年活躍された 斎藤 潤 (さいとう じゅん)氏にお越しいただきます。
海外経験豊富で、わかりやすい景気判断、経済分析で定評のある斎藤先生から、ご自身がグローバルなエコノミストとして活躍されるようになった足跡を辿りつつ、我が国経済や世界経済の現状についての解説にも触れたお話頂く予定です。
皆様のご参加をお待ちしております。
<講演会の概要>
【日時】2018年6月22日(金)19:30~21:15(通常より開始時刻が30分繰り下がっております。)
【場所】東京都千代田区神田錦町3-21
千代田プラットフォームスクウェア(http://yamori.jp/access)
【参加費】ICB会員1000円、非会員2000円。※学生は無料
講師ご自身から以下のお言葉を頂いています。
「働き始めたばかりのとき、私は将来に対するある希望を持っていました。他の多くの同僚と同じように、経済白書の執筆をしてみたいという希望です。しかし、希望はなかなか叶えられず、何年もそれ以外のいろいろな経験をさせられました。もう希望が叶えられることはないのかな、と思うようになっていたそんなとき、・・・。ずっと「見えざる手」が動いていたようです。
もちろん全て成り行きに任せる、運命に身を委ねるというわけにはいきません。自分の目の前に現れる一瞬のチャンスをつかみ取ることができなくてなりません。「つかみ取る手」が必要なのです。私の場合、それは・・・。
以上のようなことを、その時々の日本経済や世界経済の動きと絡ませながらお話をしてみようと思います。」
ご自分のキャリアを考えつつどうしたらチャンスを掴めるか悩んでいる方、グローバルに活躍したいがどうしたら良いか迷っている方、あるいは日本経済についてもう少し知りたい、外国人に対して日本経済をどう説明したら良いか困っている方、等々にとって大変貴重な機会になると思います。
奮ってご参加ください。
講師略歴
1978年、東京大学大学院経済学研究科修士課程修了後、経済企画庁に入庁。
英国オックスフォード大学大学院留学の後、国際通貨基金(IMF)エコノミスト、日本経済研究センター主任研究員、内閣府参事官(企画・経済対策担当)、大臣官房審議官(経済財政運営担当)、計量分析室長等を歴任。
2007年から2012年にかけて政策統括官(経済財政分析担当)として月例経済報告、経済財政白書等の取りまとめなど、景気判断・経済分析に従事。
2012年より日本経済研究センター研究顧問、東京大学公共政策大学院非常勤講師、慶應義塾大学大学院商学研究科特任教授等を兼務。
2016年より国際基督教大学教養学部客員教授に就任。
最近の主な著書・論文
2013年 『超成熟社会発展の経済学』(共編著)、慶應義塾大学出版会。
2014年 『2035年の経済社会とイノベーション』(共編著)、同上。
2016年 『超高齢・人口減少社会のイノベーション』(共編著)、同上。
2017年 “Japan’s Economy and Policy in a Global Context: Postwar Experience and Prospects for the 21st Century,” in Michael J. Green and Zack Cooper (eds.), Postwar Japan: Growth, Security, and Uncertainty since 1945, Center for Strategic and International Studies (CSIS), Rowan & Littlefield, 2017
懇親会について
講演会終了後には懇親会を行います。
近場の飲食店にて講師をお招きし、ざっくばらんな会話を楽しめる時間となっておりますので、ぜひご参加下さい。
※費用は飲食費代の実費です。
※講師のご都合によっては、講師抜きでの開催となる場合もございます。
主催
国際人材創出支援センター(ICB)
5月のICB講演会には 伊藤由希子氏にお越し頂きます。
伊藤由希子氏は、2001年に大学の経済学部を卒業後、米国の博士課程(Ph.D)に直接留学、米・豪の大学研究所や国際機関のインターン経験を経て帰国。現在は津田塾大学総合政策学部教授として、日本の大学に籍を置きながら、研究者として国際競争をこなす道を模索しておられます。また行政改革や経済・財政一体改革といった国の政策に対して、研究者の立場からモニタリングする活動にも邁進されています。
グローバル・キャリアというのは、組織の中の一部の目立つ人だけのものではありません。日本で日常生活を送る大多数の社会人にとっても、海外への発信、海外人材との競争が当たり前の出来事になっていくでしょう。とはいえ、結婚・出産・介護といった身近なライフイベントに直面し、キャリアを模索していても、心身ともに「立ちすくむ=身動きができない」こともまたあるでしょう。
家庭の中で「ケア」をする役割が女性に求められることの多い日本では、女性は特に仕事で「競争」することに対して限界を感じることもあるでしょうし、その逆で、仕事で「競争」を追求するあまり、「ケア」は諦めたくなることもあるでしょう。
大切なのは、その「正解」を出すことではなく、「自分のバックグラウンドやオリジナリティを活かす方策を柔軟に模索し、努力を止めないこと」である、と伊藤氏は振り返ります。
今回のご講演では、20歳の頃から現在までの約20年間の失敗体験・達成経験を振り返りながら語っていただきます。「子育てや介護に振り回されているうちに、キャリアステップを逃してしまったかも」と悩んでいる女性や「海外で仕事をするのは良いが、ちゃんと伴侶にも巡り合いたい」と考えている女性には(もちろん男性にも)是非ともお聞き頂ければと思います。
奮ってご参加ください。
講演会の概要
【日時】2018年5月22日(火)19:00~20:45
【場所】東京都千代田区神田錦町3-21
千代田プラットフォームスクウェア(http://yamori.jp/access)
【参加費】ICB会員1000円、非会員2000円。※学生は無料
講演要旨
昨年から女子大に勤めることになり、学生から「海外キャリア」や「ワーク・ライフ・バランス」について質問される機会が急に増えました。なかには、「いつ産むのがいいですか?」といった質問までも!
日本の安全な社会の中で、青春を謳歌しているように見えている彼女たちも、少し先の日本の社会や自分の将来については、やや立ちすくんでいるのかな、と感じるようになりました。
そこで、今回は、自分の「20歳のころ」から振り返って、留学、父親の介護、結婚、出産、仕事の全部を振り返って、自分のたくさんの失敗談とそこから得られる学びをお話ししたいと思います。
自分の熱意と才能さえあれば何でもできるほど人生は(普通の人にとっては)甘くはないものの、諦める必要は全くなく、しなやかに世界の競争を乗り切る工夫はいくらでもできる、と思っています。
眼の前のライフイベントと、仕事の目標とで模索している方に、少しばかりヒントになるようなお話ができればと思います。
略歴
2001 東京大学経済学部卒業
2001 オーストラリア国立大学研究員を経て、米国ブラウン大学博士課程に進学
2003~04 国際通貨基金にてインターン
2001~06 米国ブラウン大学博士課程修了(Ph.D.)
2006 東京経済大学経済学部専任講師
2009 東京学芸大学人文社会科学系准教授
2017 津田塾大学総合政策学部准教授
2018 津田塾大学総合政策学部教授
現在、経済・財政一体改革推進委員会(経済財政諮問会議)の委員や歳出改革ワーキンググループ(行政改革推進会議)の委員も務める。
論文・著書
“Rationale and Descriptive Analysis of Specific Health Guidance: the Nationwide Lifestyle Intervention Program Targeting Metabolic Syndrome in Japan” Kazuyo Tsushita, Akiko S Hosler, Katsuyuki Miura, Yukiko Ito, Takashi Fukuda, Akihiko Kitamura, Kozo Tatara, Journal of Atherosclerosis and Thrombosis, Volume 25 (2018) Issue 4 308-322.
「現代経済学の潮流2017」(分担執筆)、井伊雅子・原千秋・松島斉編著、2017年、東洋経済新報社
「国際経済学のフロンティア」(分担執筆)、木村福成・椋寛編著、2016年、東京大学出版会
懇親会について
講演会終了後には懇親会を行います。近場の飲食店にて講師をお招きし、ざっくばらんな会話を楽しめる時間となっておりますので、ぜひご参加下さい。
※費用は飲食費代の実費です。
※講師のご都合によっては、講師抜きでの開催となる場合もございます。
主催
国際人材創出支援センター(ICB) ICB講演会お申し込みはこちら
※facebookページができました。 是非フォローお願いいたします!
https://www.facebook.com/ICBJAPAN
次回講演会には、ICB理事長の松平 恒和氏が講演いたします。
海外経験豊富な講師による 軽いタッチのお話しをお楽しみください。
松平恒和氏は、英国パブリックスクールを経て、1969年に学習院大学を卒業。同年、国際電信電話株式会社に入社し、ジュネーブ事務所駐在、企画室長、取締役国際部長、KDD総研代表取締役社長、KDDI常務取締役国際本部長等を務めております。
この間、1984年から2000年まで国際電気通信連合(ITU)で研究員会副議長・議長を長く務めました。
同社退社後は、C2C Pte.Ltd(シンガポール)最高経営責任者(2002-03)、早稲田大学客員教授(2004-11)等を務めた後、グローバルに活躍したいと思っている若い世代を応援したいとの思いで、2011年よりNPO法人国際人材創出支援センターの理事長を立ち上げ、現在に至っております。
普段なかなか知る機会に恵まれない日本と海外におけるマナーや習慣の違いを、楽しみながら知って頂ける機会となるかと思います。
ふるってご参加ください。
<講演会の概要>
【日時】2018年4月25日(水)19:00~20:45
【場所】東京都千代田区神田錦町3-21
千代田プラットフォームスクウェア401号会議室(http://www.yamori.jp/access/)
【講師】松平 恒和氏(国際人材創出支援センター理事長)
【参加費】 ICB会員1000円、ICB非会員2000円 ※学生は無料 *当日は会員の申し込みも受け付けています(年会費5000円)。
<講演要旨>
海外駐在、留学、国際会議等々、大事なときにちょっと戸惑う外国の習慣やマナー。
・くしゃみと鼻かみ。気を遣うのはどっち?
・ディナーに招かれたら、どう対応する?
・宴席での「お酌」は良い?悪い?
・日本人が苦手といわれる社交はどうすればよい?
ちょっとした知識でも知っていれば、恥をかかないで済み、余計な損を避けられます。
是非皆様奮ってご参加ください。
<講師略歴>
東京都出身
1969年 学習院大学卒業、国際電信電話株式会社(現 KDDI)に入社。
ジュネーブ事務所駐在、企画室長、取締役国際部長、KDD総研代表取締役社長、KDDI常務取締役国際本部長等を歴任。
この間、1984年から2000年まで国際電気通信連合(ITU)で研究員会副議長・議長を長く務める。
同社退社後、C2C Pte.Ltd(シンガポール)最高経営責任者(2002-03)、早稲田大学客員教授(2004-11)。
上記の他、NPO法人国際人材創出支援センター理事長、神田外語グループBritish Hills館長、(社)日本英語交流連盟理事、(社)日英協会理事、放送大学非常勤講師、日本デンマーク協会評議員
【主催】 国際人材創出支援センター(ICB)
ICB講演会お申し込みはこちら
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次回講演会では、損害保険事業総合研究所の松下 泰氏(ICB事務局長)が講演致します。
松下氏は、若いころから外国語が好きで、将来は国際的な仕事ができることを希望しておりました。
東京海上火災保険(株)に入社後、フランスのビジネススクールを経て、海外駐在員(パリ・ホノルル)、国際機関出向などの道を歩んでまいりました。
損害保険会社には、あまりグローバル企業というイメージがありませんが、東京海上は創業の明治12年(1879年)の翌年からロンドン、パリ、ニューヨークに代理店を置いていた日本の国際企業の草分けといってもよい会社です。
戦後は長く、国内事業中心の事業展開を続けてきましたが、今世紀に入ってから、欧米の企業の大型買収を繰り返すなど国際化にかじを切っています。
松下氏の歩んできた道から、日本の企業に働きながらグローバル人材になるためのヒントが得られれば幸いです。
ふるってご参加ください。
<講演会の概要>
【日時】2018年3月29日(木) 19:00~20:45
【場所】東京都千代田区神田錦町3-21
千代田プラットフォームスクウェア(http://yamori.jp/access)
【参加費】ICB会員1000円、非会員2000円。※学生は無料
<講演要旨>
一般的にグローバルな活躍を目指す方は、大学院の修士号もしくは博士号を取得してから、国際機関や多国籍企業に就職することを目標とされることが多いと考えられる。
私自身は、漠然と国際的な仕事ができればよいと考えて、大学卒業後、損害保険会社に入社したが、入社5年目の海外留学をきっかけとして、通年8年間のフランス駐在、4年間のホノルル勤務をする機会を得た。
また、国内においても一貫して、国際的企業を担当する営業職、または社内のグローバル人材育成担当と、会社生活の大部分を国際的な仕事に従事することとなった。
今回の講演では、急激に国際化を進める日本の損保の現状を報告するとともに、グローバルな活躍を目指すには、このような選択肢もある、ということをご紹介したいと思う。
<略歴>
1973年 早稲田大学第一政治経済学部卒
同年 東京海上火災保険㈱(現 東京海上日動火災保険㈱)に入社
1977-78年 INSEAD(フランス)留学、MBA取得
1980-84年 東京海上パリ駐在員
1988-91年 OECD財政金融局に出向
2000-04 年 First Insurance Co. of Hawaii 社(ホノルル)副社長
2010年 東京海上を定年退職し、(公財)損害保険事業総合研究所に入社
2010-17年 日本保険学会事務局長
<懇親会について>
講演会終了後には懇親会を行います。
近場の飲食店にて講師をお招きし、ざっくばらんな会話を楽しめる時間となっておりますので、ぜひご参加下さい。
※費用は飲食費代の実費です。
※講師のご都合によっては、講師抜きでの開催となる場合もございます。
【主催】 国際人材創出支援センター(ICB)
ICB講演会お申し込みはこちら
※facebookページができました。 是非フォローお願いいたします!
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