世界で活躍する人に勇気と力と教養を
ENCOURAGEMENT
EMPOWERMENT
ENRICHMENT
世界で活躍する人に勇気と
力と豊かな教養を届けます

情報通信技術の進展と活用により、政治、経済、産業、社会等々あらゆる分野におけるグローバル化が進んできました。文字通り世界は小さくなったのです。
特定非営利活動法人(NPO)国際人材創出支援センター(Centre for International Capacity Building)は世界を舞台に活躍しようとする皆さんの背中を押すために2010年に設立されました。運営に当たる役員、スタッフはすべてボランティアです。
産・官・学の様々な分野で国際的なキャリアを積んできた方々の得難い経験とノウハウを、皆さんが継承し活用できるようシェアします。ICBはそのための場を提供します。講演会や研修会、懇親会などを通じて、新たな発見と人脈の構築をお手伝いします。
グローバルな志を持つ皆さんの参加をお待ちしております!
参加者募集中のイベントです

1月の講演会は、1月22日(木)に、前欧州復興開発銀行(EBRD)事務局長の小口一彦氏をお迎えして、対面での講演会を行います。
小口氏は1981年に大蔵省(現在の財務省)に入省されて以来、職業人生の半分以上を海外で過ごされました。その間に 経済協力開発機構(OECD、在パリ)、欧州復興開発銀行(EBRD、在ロンドン)、アジア開発銀行(ADB、在マニラ)、世界銀行(在ワシントン)という4つの国際機関での勤務を経験されています。
OECDでは金融資本市場委員会の事務局で勤務され、また、ADBと世界銀行では日本代表理事として、それぞれの組織の意思決定に関わる仕事を担当されました。
EBRDには2回勤務されています。1回目は、主に中央アジアの社会主義経済から市場経済への移行を支援するプロジェクトの管理を担当され、2回目は、事務局長(Secretary General)として、コロナ禍で低迷する国々への支援や、ロシアによる侵攻後のウクライナへの緊急支援など、組織の主要な意思決定にかかわる仕事をされています。また、EBRDのリクルートミッションのために、度々来日されています。
今回の講演会では、小口様がなぜ国際機関で勤務されることになったのか、また、長年にわたる海外でのご経験を踏まえて、日本人が国際機関で働くことの楽しさとその意義などについてお話しいただけることと思います。
本講演会は、将来、国際機関で働いてみたいと思う方に限らず、グローバルな場での活躍を目指す多くの方々にとって、必聴の内容です。
奮ってご参加下さい。
「講演概要」として講師ご自身から以下のお言葉を頂戴しています。
今回の講演では、先ず、私が長らく関わってきた世界銀行・アジア開発銀行・欧州復興開発銀行などの「国際開発金融機関」(Multilateral Development Banks: MDBs)の仕事についてお話をします。特に、開発途上国の貧困削減や経済発展を支援するMDBsがどのように運営されているのか、私が関わったプロジェクトや組織の意思決定などのなかで、様々な失敗や成功の体験を通じてどのようなことを学んで来たのか、といった点をできるだけ分かりやすくお伝えします。
そして、このような話を踏まえながら、私が感じ考えてきた、国際機関で働くことの面白さや大変さ、どうしたら日本人が国際機関で活躍できるようになるのか、といったお話をし、皆さまのご質問にお答えいたします。
【講師略歴】
1981 東京大学経済学部卒業、大蔵省(現財務省)入省
1985カリフォルニア大学バークレー校経営大学院卒業(MBA)
*財務省では主に国際分野の仕事(国際金融、国際貿易、国際税務)を経験するとともに、4つの国際機関で勤務した。
1990-93 経済協力開発機構(OECD)金融資本市場委員会担当(フランス勤務)
1998-2002 欧州復興開発銀行(EBRD)主に中央アジア担当局長(英国・ウズベキスタンにて勤務)
2007-10 在英国日本国大使館財務担当公使
2010-11 財務省関税局参事官
2011-12 国税庁国際担当審議官
2012-15 アジア開発銀行(ADB)日本代表理事(フィリピン勤務)
2015-16 国税庁税務大学校長
2016-18 世界銀行日本代表理事(米国勤務)
*財務省退職後、2019年から2025年までEBRDに2回目の勤務。
2021-25 EBRD Secretary General (事務局長)
(日時)2026年1月22日(木) 19:00-20:30
(場所)ちよだプラットフォームスクウェア 401号室
アクセス情報
(最寄り駅:地下鉄 竹橋、大手町、神保町、小川町など)
(参加費)1000円(学生無料)
講演会終了後に近くの飲食店において、講師をお招きした懇親会を開催する予定です。
ざっくばらんな会話を楽しめる時間となっておりますので、是非ご参加ください。(飲食代は実費負担)
NPO法人 国際人材創出支援センター (ICB)
お申し込みはこちらから。
※会場の都合から、定員は30名となります。先着順に受付いたしますので、早めにお申し込みください。
※お申し込みの際、メールアドレスの記載誤りが多くなっております。ご注意ください。
※お使いのブラウザによっては、申込みフォームがうまく表示されない場合があるようです。
その場合にはお手数ですが、secretariat(at)npoicb.orgまで、お申し込みの講演会名、お名前、メールアドレスをお知らせください。((at)は@に変換してください。)
ホームページのコラム欄で紹介した中学3年生加藤百花さんから、英国への短期留学の感想文を寄せていただいたのでご覧ください。 イギリスへ渡ってみて 加藤百花 私はこの夏、イギリスへ2週間の短期留学に行きました。イギリスで過ご […続きを読む]
今回は、これまで国際機関で豊富な勤務経験をお持ちの石井久哉さんからお寄せいただいたコラムを掲載します。 石井さんは日系の保険会社に在勤中いくつかの国際機関に出向する経験を得られた後、会社を退職され国際連合監査部の監査役と […続きを読む]
松本冴未さんは、今年5月に、国連専門機関の国際電気通信連合(ITU)アジア地域事務所に赴任されました。 松本さんは、昨年、ICBが実施した「国際会議人材育成講座」を受講いただいています。これから国際機関への就職をめざす方 […続きを読む]
こんにちは。ICB事務局です。 コロナウイルスの影響もようやく落ち着くやと思いきや、新たな変異株が猛威を振るいそうな気配も出てきた今日この頃ですが みなさまいかがお過ごしでしょうか。 今回はICBの柏木理事からのご紹介で […続きを読む]

こんにちは。ICB事務局です。 エミー賞とはアメリカ合衆国で放送されるテレビドラマ、番組に与えられる賞です。 これは映画におけるアカデミー賞、演劇におけるトニー賞、音楽におけるグラミー賞に相当する、最も権威ある文化賞のひ […続きを読む]

こんにちは。ICB事務局です。 パリ・オリンピック2024は熱狂に包まれたまま閉幕しました。 日本は金メダル20、銀メダル12、銅メダル13、金メダル数ではアメリカ、中国に続いて3位という素晴らしい成績を修めています。 […続きを読む]

こんにちは。ICB事務局です。ICBは2020年度に国際会議入門講座を、2021年度に国際人材育成講座を開催し、少人数の有志の皆様に向けたより実践的なカリキュラムを展開いたしました。この催しは今年度も新たな形で実施したい […続きを読む]

こんにちは。ICB事務局です。4月に入り、街のあちらこちらでリクルートスーツに身をまとった新入社員と思わしき人を見かける季節となりました。ICBコラムVol7今回は松平理事長が日本の雇用について思う所を述べます。 入社シ […続きを読む]

ICBは、メンバーの国際分野での経験を若い人たちに伝えることを目的に設立されました。この趣旨にのっとり、津川監事が最近2つ活動を行ったのでご報告します。 1.北海道栗山町の町民講座での講演 栗山町は、WBCの栗山 […続きを読む]

中学校3年の加藤百花さんは夏休みのレポートのテーマに「グローバル人材育成」を選び、ネットを検索するうちにICBのホームページに辿り着きました。 レポートの参考にするため、問い合わせフォームを使ってICBが考えるグロー […続きを読む]

こんにちは。ICB事務局です。57年ぶりに東京で開催されたオリンピック、日本人選手の活躍が光る大会となりましたね。ICBコラムVol6今回は松平理事長がこのコロナ禍、またオリンピックで盛んに目にしたカタカナ英語について考 […続きを読む]

「世界を創る、次世代グローバル・リーダーの育成を目指して」 合田圭介(ごうだけいすけ)東京大学教授 今回は、東京大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の双方で研究と教育活動を行われており、世界経済フォーラム( […続きを読む]

「フロンティア開拓への挑戦」-be niceなお節介と輝きあるpassionをともに- 今井章子(いまいあきこ)さん 【略歴】 公益財団法人・東京財団研究員兼広報渉外担当ディレクター 英文編集者を経て、フルブライトプログ […続きを読む]

「まずコミュニケーション。そして情熱。」 高見香織(たかみかおり)さん 【略歴】 9歳まで米国で暮らす。9歳のときいったん日本に帰国。1年間日本の公立小学校に通う。その後、イギリスでの教育課程を経 […続きを読む]

最前線で活躍する実像を捉え、模倣し、修得して越える 政官財学の各分野の最前線で活躍する方にインタビューするプロジェクトです。 このプロジェクトの特徴は、プロジェクトの対象として30代~50代の最前線で活躍している実務家が […続きを読む]

「“協調”できる強靭な国際人を作る」 ④ 木原 隆司(きはら たかし)獨協大学経済学部教授 木原先生は、1980年に大蔵省(現財務省)に入省されて以来、さまざまなグローバル交渉を担当されてきました。その他、外務省、米州開 […続きを読む]

「“協調”できる強靭な国際人を作る」 ③ 木原 隆司(きはら たかし)獨協大学経済学部教授 木原先生は、1980年に大蔵省(現財務省)に入省されて以来、さまざまなグローバル交渉を担当されてきました。その他、外務省、米州開 […続きを読む]

